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僕の猿  作者: 日野
2/11

2 僕と教授

 僕は御茶ノ水に来ていた。僕が着ているのは、お気に入りの紺のジャケットだ。今日はもみじと彼女の大学で会う約束をしていた。話があると呼び出されたのだった。時間はお昼過ぎから。さっき駅前の狭い中華料理屋で、安くてまずい炒飯を食べたので満腹している。まずさというものはすぐ忘れられる。出費は後々自らに重くのしかかってくる。だから悪い選択じゃないと思う。そう、節約は美徳だ。


 快晴だった。湿気は多いが、空がクリアーで宇宙の手前まで見通せる。こんなに天気が良くても、僕は洗濯物を部屋に干している。猿が午後三時に取り込んでくれる生き物なら外に干した。でもあいつは何もできないし、したがらない。だから僕も無理に躾けて家事を手伝わせようとは思わない。そういう主人がいてもいいと思う。芸や仕事をするだけが、猿の生き甲斐じゃない。阿呆な猿を見守るのも一つの飼い方じゃないか。


 もみじが通う大学のキャンパスに入った。虚しい青天井に一瞥をくれてから、連絡された校舎に向かって歩いた。比較的新しい方の建物から、ピアノの音がした。ピアノガールズが二人でグランドピアノを連弾している。彼女らは暇潰しに置いてある楽器に手を置いただけなのだろう。しかし、僕は奇妙な興奮を覚えた。火事を目撃したときのような? あるいは、腕が四本付いている猫がゲロを吐きながら鯉のぼりの中から飛び出してきて、半狂乱で無人の駅を駆け回っているみたいな。ズンズンズンという音にならない響きが、メロディーの裏にある。


 猫……。三歳の僕は祖父母の家で眠った日、夜中に悪夢を見た。黒猫が祖父母の家の駐車場で僕をじっと見つめている夢。それは寝る前に見た宇宙人に関する番組の影響かもしれなかった(その番組では、巨大イカの形の宇宙人や様々な家庭に出没する緑の怪物を特集していた)。関係ないかもしれないが、その翌年に母は妹を出産した。当時母は妊婦だったのだ。


 校舎の四階。四角四面なドアが立ち並ぶ廊下に僕は立っている。「415」というのが、もみじの指定した教室番号だった。開放されたドアの間から窺うと、もみじは僕の存在に気付かず、他の院生の男子たちと会話している。彼女は相変わらず落ち着いたクールな表情で、時折薄い笑みをこぼしながら話に加わっていた。会話の内容は、興味が無いので聞き取れない。僕はただ、呆然ともみじの表情を観察したくてそこにいた。何かの講義の前後だろうか。よくわからないな。結局もみじが僕の存在に気が付くのに三分以上掛かった。三分七秒も!


「ごめんなさい、カレンくん。早かったね。来たなら声を掛けてくれれば良かったのに」

 もみじは入り口に突っ立っていた僕に近付いて目を覗き込んだ。もみじは今日、鶯色の髪留めをしている。服装は学生らしいシルエットの緩やかなシャツとスカートだった。僕はかなり不可解だった。こんなもんか、と。


「どうぞ入って。これから私たちの先生が教室に来るの。先生が来たら紹介する」


 なぜ文化人類学の教授と知り合わなければならないのだろう。僕は訳がわからないままに教室に導かれた。そこでは、恐らく文化人類学を専攻している院生たちが「湯浅さん、カレシ連れて来ちゃ駄目ですよ」、「弟子ですか」と騒いで出迎えた。机に座るのも、椅子にへばりつくのも全員男だ。


「伝えてなかったけれど、彼は猿を飼ってる。今度被験対象になる」

 男たちは、さっきまでもみじと喋っていたときが嘘のようにトーンを落とした。僕にはわからない共通了解のようなものがあるらしかった。猿の実験は、この種の人間にとってクリティカルな意味を持っているらしい。じゃ、面倒だから引き受けなければ良かった。


「まあ、湯浅さんがやるっていうなら上手くするだろう」

 ある男の発言を聞いて、もみじは口角を上げた。僕はもみじに座るよう言われて、しばらくそこで待機していた。教室の間取りが正方形なのが落ち着かない。気色悪い。


「先生、遅いな。ねえお昼ご飯食べた? 私はまだなの。もし先生との話が終わったら私とどこかで食事をしましょう。猿の写真持ってる? 事前に見ておきたいな。賢い? それとも凶暴なのかしら。できれば近いうちにお猿さんとも会いたい。後ろの男子たちはうるさいけど気にしないで。いつもああなの。笑えるほど人間的。あのさ、カレンくんは今日電車で来たんだよね。おうちは遠い? ひとり暮らしなの? 実家は名古屋か。私は山形なんだ。雪ばっかり。ところで、ゴールデンウイークは何かした?」


「実家に帰りましたよ」

「へえ、そ。私はずっと家でドラマ観てた。何か用事でもあったの?」


「いいえ。基本家で漫画読んで、五日に妹の誕生会をして、七日にドライブして終わりです」

「いいね。あ、でも私は服を買った。このスカートもそう。見て。ちょうど緑の——」


 もみじは僕の母や妹や元カノと同じ話し方をした。どうしてこうも似通うのだろう。その喋り方は誰から継承したんですか、とは訊きたかった。どうして僕に関係ないことばかり話すんですかとは。


 教室に人が入って来た。茶色のぱっさりした髪をショートヘアにした女性だ。なんだか入学式のときに母親が着るみたいな服装だ。この人が文化人類学の教授らしい。


「平塚先生、湯浅さんが例の猿の飼い主を連れて来ましたよ」

 他の学生に報告され、平塚教授は僕を確認した。教授はクリアファイルが詰まったバッグを教卓に置くと、僕にお辞儀をした。僕は立ち上がって礼をする。もみじに促されて教室の前の方の座席に移動した。


「こんにちは、平塚弘美です。文学部の文化人類学科に所属しています。わざわざご足労ありがとう」


 教授はたぶん四十代か五十代だ。どこも太っているわけではないが、なぜか全体的に少し丸いシルエットをしていて(背が低いからだろうか)、この人の作るハヤシライスは具材が大きくて甘そうだと思った。きっと子供は二人以上いるだろう。


「先生は北アフリカの民俗研究、殊に家族構成について研究しているの。学界では著名な先生だから、話を聞くだけでも役に立つこともあると思う。優しいから何でも質問したらいいんじゃないかな。ちなみに先生は独身で、もつ鍋が大好き」

「あら、やだ。そんなこと喋んなくていいのに」


 教授はもみじの紹介に驚いて笑った。北アフリカ的な笑い方だった。もみじは照れた様子で僕と自分の椅子を引いた。二人で隣に座わり、先生は正面に椅子を持って来た。僕らは向かい合った。僕はもちろん緊張している。著名な文化人類学者に何を話されるのだ?


「カレンくん、自己紹介を忘れている」

「あっ、浜中蓮です。○○大学の文学部で近代日本文学を研究しています。本日は貴重なお時間をいただいてしまって申し訳ありません。三カ月後に飼っている猿を実験に出します。有能性を試験するみたいです」

 教授は真面目な顔で頷いた。首に付いた銀のネックレスが些細に揺れている。


「○○研究所ですよ。彼に声を掛けていたのは。きっと猿の所有者のリストを買っているんです。でなければ、カレンくんにたどり着けるとは思いません」

 もみじは語調を強める。彼女はかなり猿に肩入れしている。


「彼みたいな普通の大学生を実験に呼ぶだなんて馬鹿げているわよね。でも、それは仕方の無いことだわ。前にも言ったけど、実験の協力者と内通できるのは大きい。浜中くんに力を貸してもらった方がいい。科学者がいくらふざけた実験をしようと、やめさせる必要は無い。もちろん、それが悪いことだと言うなら、私は強く言い返せないけれど……」


 実験というのは、会場に猿を連れて行ってお願いします、ありがとうございました、では帰りますというものじゃないのだろうか。もみじと教授は真剣に視線を戦わせている。


「私は、本当は引き留めたい。でも学者になりたい身です。重々理解しています。彼を行かせて、実験を妨害する」

 もみじは心で何かを決心したようだった。勝手に何を覚悟しているのだろう。あの日から僕は夢を見ているのだろうか。全部、嘘みたいだ。


「あのね、浜中くん。猿についてどう思う?」

 教授は僕と向き合って尋ねた。僕は自分の猿について、それから世間一般の猿について考えてみた。


「猿は、家族です。僕は一人暮らしですけど、扶養する家族が一人多いみたいな感覚がしています。食費やトイレ掃除の負担が増えます。たまに散歩させないといけません。僕は手のかからない小学生を一人抱えているみたいだと日頃感じます。猿はペットですよ。動く観葉植物とも、唖の子供とも言えます」


 もみじは、ふううと息を吐いた。教授は頷いて腕組みをした。僕の常識が、彼らにとって不都合であることは容易に感じ取った。もみじは髪を耳に掛ける。


「カレンくんは、猿に名前を付けてる?」

「いいや。猿なんて名前を付ける必要があるんです? 二匹飼っていたらそうすべきかもしれないけど、一匹です。おういって呼べば来る。信頼関係トラストじゃないですか」


 もみじは足を組んでそっぽを向いてしまった。代わりに教授が話す。


「猿はね、湯浅さんにとっても私にとっても、人間みたいなものなの」


 ……? 聞き間違いだろうか。人間と猿が同じだって。顎が外れそうだ。


「猿と人は違います。まず考えてみてください。種が違うでしょう?」

 僕はなぜか両手を意味不明に使って説明するしかなかった。じゃ、鹿もサメもサボテンも僕らと同じなのか。文化人類学は、無差別主義者どもの集まりなのか。


「日本や欧米社会の通念では、理解できないのも当然だと思うの。でもね、浜中くん。もう一度言うわ。猿と人間は同種です。生物学的にも文化人類学的にも」

 唖然とした。もみじはつまらなそうに唇を結んでいる。――午後三時。


「同じ種ですか。じゃあ、言うのがはばかられますけど、あなた方は交尾できますか。猿と」

 教授は俯いて、かすかに笑った。


「でもね、浜中くん。いわゆるパラダイムシフトなのよ。重大な思い込みの解消を、痛みをもって断行する。体制の健全化、組織の合理化、つまりリストラするのと同じ」


 もみじは足をほどき、僕の肩に手を乗せた。もみじの顔が近かった。


「まずカレンくんには前提としてこれを受け入れて欲しい。受け入れるための準備をこれから行っていく。時間を掛けるし、相応の体験をしてもらうから大丈夫。猿に透視のための訓練をするのと並行して、カレンくんにはこの事実を身に染み込ませてもらうね。いい? これは必要なことなんですよ。処置を取らないと、カレン君はいつか必ず不幸な目に遭う。悪夢は突然、否が応でも『こんにちは!』とやってくる」


「ほとんど宗教じゃないか」

 僕は脱力して溜息を吐いた。どうやら場違いな空間に運び込まれたみたいだ。


「四大元素とエーテルが無いと知ったとき、天動説が間違っていると知ったとき、冥王星が惑星じゃないと判明したとき、果たして人はどういう反応をしたでしょうね」

 教授は楽しそうに笑顔を浮かべた。僕は「わからないです」と苦笑いするしかない。


「こういうのはね、身をもって体験するのがいいと私は思う。私は大学生のときからもう何十年と文化人類学を研究してきて、ますますそう実感するようになっている。浜中くんもフィールドワークに出るべきだと思うわ」

 具体的にどういうフィールドワークをしたら、猿を人と見られるのでしょうか。


「アフリカへ行きなさい。別に南米とか東南アジアでも構わないんだけどね。ツテがある」


 流石に一つ返事で受容できる範囲を超えていた。僕は一度だって海外に出たことが無い。なのにいきなりアフリカへ行けと言うのか。無茶を言え。


「安心して。そのフィールドワークには私も同行する。元来、個人的な調査研究でアフリカへ行く予定だったから気にしないで。ね?」

 もみじは笑顔を見せる。か細い腕を曲げて親指を立てた。ちっとも安心できない……。


「ええ、僕はもみじさんと二人でアフリカに行かなくちゃいけないんですか」

「お勧めする。でもね、君は二択から選ぶ権利がある」

 教授は人差し指を立てた。短い乾いた指だ。


「一つはアフリカで猿を見て来る。観光がてら湯浅さんとね。一週間して帰って来たら、君は猿と人を同種だと思うかもしれない。君はある意味でトランスフォームされる。実験の改ざんに協力したくなるんじゃないかと思うわ」


 教授は中指も立てた。


「二つは、行かない。君は今のまま生活を続ける。猿と二人暮らしの生活をね。そして何事も無く科学者たちの実験を終える。君はずっとそのまま」


 しいんと静まり返った。二人は僕の返答を待っているのだ。いつの間にか、後ろにいた学生たちも僕らの話を聞き入っていた。歯を食いしばって考える。


「今は、答えを出せないです。パスポートも取らないといけない」


「それでいい。ちなみに出発は二カ月後ね。カレンくんの良い答えを待っている」

 もみじは励ますように口角を上げて微笑んだ。僕はアフリカかあ、と考えた。ご飯が美味しくなさそうだ。猿もいかつくて行儀が悪いだろう。


「私は若いうちに何でもやっておきなさいって思うわね。若いうちから成長も認識も止めてしまっていては、それは老いていくばかり。考え方も進化しないと。浜中くん」


「芥川ですね?」

 僕がそう言うと、教授ももみじも黙った。


「芥川。現状維持は退歩と同じ。文芸的な余りに文芸的な」

「そう?」

 もみじは首を傾ける。僕は彼女が氷のような美しい瞳をしているわりに、愛おしさのようなものを感じられないと思った。


「浜中くんにこの話をしようかしら。渋谷の犬」

 僕は教授の突飛な言い出しに戸惑った。渋谷の犬? 今日は変な単語ばかり聞く。


「渋谷の中心部で犬を見たことある?」

 僕はスクランブル交差点を思い浮かべた。それから地下街を想像した。階段を下りて、本屋があって、通り過ぎて柱の多い通路を歩いてエスカレーターを上って、何度も折れ曲がって店の間を通り抜けて、右折して階段を上がると地上に出て、歩いて行くと人が集まっていて、……あ。


「ハチ公」

「違うわ。生きている犬よ」


「会社の犬たち。しばしば煙草を吸ってる」


「本物の犬。私は犬を抱っこして散歩している人を見たことがある。犬種はたぶんトイプードルね。もじゃもじゃした茶毛で、目がイカみたいだった。白いコートを着たご婦人がね、プードルを抱いてマークシティの前を散歩していたの。私はたまげちゃったわ。なんでこんなごみごみした窪地の中心に、愛玩動物を持ち込まなきゃいけないわけって。浜中くんもきっと驚くでしょう」


 軽く頷いた。たぶん驚いて、七秒後には忘れているだろう。


「その婦人は『寒いね、ヘル』と確かに言った。ヘルっていうのが犬の名前だっていうのが妥当じゃない? でもおかしな名前でしょう。ヘルって何のことだろうと考えちゃったわよ。東横線に乗っている間ずっとね。まず思いついたのは『Hell』。つまり地獄って名前にしたという案。そんな不吉で意地悪なことを、普通はできないでしょうけどね」


 まかり間違っても、犬に地獄だなんて名前は付けないだろう。人生は地獄よりも地獄的――。じゃあ犬のライフは? 天国は犬ばかり歩いている――だったっけ。


「『減る』。decrease」

 もみじが呟いた。減少するという意味の「減る」。


「ビンゴ。私もそう思う。最近やたら犬が多いでしょう。どこにでも犬はいるわ。飼い主じゃなくても飼い犬を見ない日ってない。昔は、私が子供の頃はそりゃあ野犬がいたわよ。田舎だったし、勝手に繁殖するのね。私の叔父なんて野犬三頭に徒党を組まれて追っ掛けられて、お尻と脇を噛まれて狂犬病になってその日のうちに死んじゃったわ。嘘みたいでしょ。でもそういう時代もあった。今はちょっと内実が違うわね。ペットショップでショーケースに展示された子犬を連れ帰って、家の中で充分肥やす。そういう方式で犬が増えている。昔は人のいない所で増えていたけれど、今は飼い主の腕の中で増殖している。その結果が渋谷の犬だったの。そういう犬と人間が混合していく時勢に対する、アンチテーゼとしての『減る』」


 僕は犬と地獄という言葉の連想から、ケルベロスを想起していた。三つの頭を持つ地獄の番犬。ハチ公よりは賢いだろうか……。


「文化人類学ってそういうことなの。考え方の基礎が。それと、何気ないところに疑問と関心を抱かないと始まらないし、終わらないところも同じ」

 教授の言うことが本当なら、僕には到底向いていない。


「ともかくまずは旅行を決心することね。アフリカは浜中くんが思うよりずいぶん遠いかもしれない」


 僕は確かに遠くに、それも月と同じくらい遠くにアフリカを感じていた。人生で未踏のまま終わるであろう場所――そういう意味では、アフリカだろうが、月面だろうが同じだった。


「ふう、今日はありがとうございました。また会いましょう」

「ええ。そのときまでには結婚するわ。いつまでも独身妖怪くそババアじゃいられないからね」

「先生ったら。カレンくんお疲れ」


 もみじはこれから授業を一コマ受けるらしい。僕は帰っても良かったが、もみじが未だ話し足りないような雰囲気を作り出していたので、大学に留まることにした。一回ぐるりとキャンパスを巡った。僕はいきおい井の頭通りから神保町の方へ行こうかなと考えた。が、気力が無いのでやめた。


 結局、校舎のどこかで休むことにした。僕は先ほどピアノの音が聞こえたモダン建築に入った。高い天井で足音が上に向かって響いた。僕はまずピアノの音を聴きに行った。ピアノは誰にも使われず無音で佇んでいる。鍵盤がむき出しになっていた。僕は仮にドを押してみた。ドレミのド、ドーナツのドだ。


「ドー」


 ドという音が鳴った。そうだろうと思った。鍵盤は重くないし軽くない。普通のグランドピアノだ(音楽室のピアノしか触ったことが無いけれど)。僕は三階にちょうどいい背もたれのある椅子を見つけた。そこで一息吐いて、ペットボトルの緑茶を飲みながら本を読んでいた。横光の本だ。旅費は誰が出すんだ?

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