9. 329 スカート 214 419
俺はヤギの格好をした羊だ。無論、今空高くから落下しながら俺は両手にうちわを持ちながらチューインガムを食べつつ尻から唾液を下痢のように勢いよく出し、口に咥えている俺の性処理要員の扇風機は頑張ってプロペラを回し、落下時の衝撃を和らげようと試みているところだ。
「なぁ扇風機ー、6÷2(1+2)の答えって分かるかー?」
「髪の毛を油で揚げようということか?」
「普通に答えてくれるだけでいいんだよ」
俺は食べていたチューインガムを砂金と一緒に吐き出す。
「えーっと、まず6÷2をして...いや1+2が先か...?」
落下したチューインガムと砂金は地面に触れたと同時に、地面の表面がそれらを覆うほどの大きさの粽へと変化した。
「乳首を感じろ。それは弾丸となり痛惜の念にたえないのだ...」
粽はチューインガムと砂金を抱擁した。彼らは互いに反目し合っていた。だが粽はそれを許し、受け入れ、青色の眩い光を放ちつつチューインガムを絞め殺し、砂金を今晩のおかずとして食事を始めた。
「そろそろ地面に着くぞ。余技として自分の目玉を破裂させとけ」
「ぶしゃー!!」
ヤギな羊である俺は目を破裂させた。青空が見えた。破裂で生じたガソリンが粽へと降り注ぐ。
粽は即座にエビへと変化し、ヤギな羊に踏まれ興奮と共に四散して中からたくさんの茶色の長い髪の毛を放出した。
「えびんくす。陳浦ーまる」
「ちんちんこ。お珍子鎮個」
俺たちは聖なる歌(自作)を歌っているとどこからか銃声が聞こえた。
「...あれ、俺撃たれた?」
少し体を確認すると頭を撃ち抜かれていた。今の弾丸は俺たちを撃ち抜くためのものだったようだ。
「ば、化け物め!」
右を見るとあらあら小さな男の子。スカートは履いていないので楽しくすることにした。
「お前なんか俺が...」
何か言いかけていたがそんなことは気にせずに可愛い小さな少年の両腕の肘関節あたりを狙い切断させた。
「あ...ああああぁぁぁぁ!!??」
俺は感動のシーンに悲しみながらも少年の口の中にハムスターを10匹ほど生成して詰め込んだ。
「もご...ごがぁ...」
俺は優しさと共に少年の血液を全てメロンジュースに変えた。その後少年に命を吹き込めば...
「ぴゅー、ぴゅっー...びゅっ!?」
頭を踏み潰してハムスターと一緒にエクスペリエンスだね。
もうぴくりとも動かない少年の胴体を見て不覚にもスカートが似合うと思ってしまった。
「自然の摂理かな?スカートを履かせよう」
頭のないコレの両腕の切断面にオレンジ色のスカートを詰め込み、コレの頭があったところに青紫色のスカートを被せて...
「さぁ!スカートめくりだ!」
すでに中身を見た後からのスカートめくり!これは一体なんだ?また不思議な感じだ。
「コレも役に立てるんだなぁ」
俺は頭と腕の切断とぐちゃぐちゃのスカートめくりを堪能したため辺りを探索することに決めた。
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俺は術方 全、今めっちゃ現実逃避したい。
「これが終わったらアイちゃんとナニする予定だったのに...」
先ほど逃した少年だった血の馬は人々を襲いたくさんの被害者を出している。
ある人は胸の傷口から巨大なクモの足が生え、高速で歩いている。水色のスカートを履いている。
ある人は切断された右腕から大量の青いバラを咲かせ、腰から下が削岩機になっており宙に浮いてゆっくり動いている。赤色のスカートを履いている。
ある人は両足の切断口から徐々に腐敗が進んでおり現在は肩まで進み、ラベンダーの香りがする。紫色のスカートを履いている。
「スカートはこの世の神秘のはずなのにな...」
俺はスカートを履きたくなってしまった。