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この世界の扇風機は多分生き物です。


 俺はヤギの格好をした羊だ、無論二足歩行だ。

 ところでなんで俺はヤギの格好をした羊になっているのだろう?俺はさっきまで人間だったはずだ。


 記憶を辿れば一つだけ覚えていることがあった。

 ...そう一つだけ。それ以外のことは何も覚えていない。

 黒タイツに扇風機を食わされたこと、スカートめくりはこの世の希望、そして天国だということ、このヤギの格好は羊の上から被った着ぐるみでいうこと。


 ...そうだ、スカートめくりだったんだ。そして扇風機は天国に行くための手段。


 俺は瞑想して胃を調べると、第2胃に扇風機がいることがわかった。


 「頼むぜ同士よおおおええぇぇぇぇぇ」


 俺は食道を通して扇風機を口へと運んで咥える。


 「任せときな羊ちゃん」


 扇風機のその言葉に俺は恋をした。


 俺は第4胃を使い、スカートを履いた男子高校生の目の前へとワープした。


------


 ...ワープは成功したようで目の前にスカートを履いた男子高校生がいる。


 「えっ?何このヤギ...って何か加えてる?」


 俺たちの突然の誕生に興奮しているようだが興奮なら俺たちは発情期だ!


 「食らえ!229112!!」


 扇風機の色気のこもった声とともに扇風機の羽がゆっくり動き出し...そして


 「さらに!43!!」


 男気溢れた野太い声で羽を急激に速く回転させ強風を繰り出した、そして


 「キャァァァ!!?」


 見事!あの可愛い可愛い男子高校生のスカートをめくったのだ!白だ!


 これが天国への第一歩!!俺たちは感動に震え、俺の第3胃がドリルとなって腹から貫通し、そのまま回転して地面を掘り俺たちは地中深くへと潜っていった...。



 天国への道はまだ遠いけど、俺たちのスカートめくりはまだまだ続く!!

 


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