表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6人家族の珍道中 ドタバタ家族の記録  作者: ゴリラ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/31

パパの「むしり」料理と、黄金のトンテキ

今日の夕飯作りまで志願したパパ(38歳)。

ママの怒りを完全に鎮めるため、そして冬の外で冷え切った体を温めるため、パパがキッチンに立ちます。

男の料理は「包丁を極力使わない」のが鉄則!?

パパ流のパワフルな献立で、6人家族の夕食タイムが始まります。

PM 5:30 調理開始:パパ、むしる

「よし、今日はパパが腕を振るうぞ!」

まだ少し鼻水をすすりながらも、パパはエプロンを締める。

まずは副菜。パパはまな板も包丁も出さない。

ボウルの上に、立派なキャベツを構えた。

「陽葵、見てろよ。これがワイルドな料理だ」

バリッ! バリバリッ!!

握力に任せてキャベツを豪快にむしり取るパパ。

「パパ、それだと大きすぎない?」と長女・陽葵(9歳)が心配そうに見守る。

さらに、カニカマを手に取り、

シュシュシュッ!

と親指で細かくむしり、キャベツの山へ投入。仕上げにゴマを「これでもか!」と振りかけ、豪快に手で混ぜ合わせる。

「はい、『キャベツとカニカマのワイルドサラダ』完成!」

「おぉ〜、なんか美味しそう!」と、つまみ食いに来た三女・結菜(4歳)が満足げに頷く。

PM 5:45 メインディッシュ:豚バラトンテキの誘惑

次に、厚切りの豚バラ肉が登場。

フライパンで焼き始めると、脂の焼ける香ばしい匂いがリビング中に広がった。

「パパ、いい匂い!」

2歳の颯太が鼻をクンクンさせながら寄ってくる。

パパは甘辛いタレを絡め、肉を黄金色に焼き上げる。冬の冷えた体に、このガッツリした肉料理は最高の特効薬だ。

PM 6:00 仕上げ:オニオンコンソメスープの温もり

最後に、じっくり炒めた玉ねぎの甘みが溶け出した「オニオンコンソメスープ」。

「外で凍えてたからな……温かいスープだけは譲れないんだ」

パパの魂の叫びがこもったスープが、家族全員のマグカップに注がれた。

PM 6:30 実食:ママの判定

食卓に並んだ「トンテキ」「ワイルドサラダ」「スープ」。

家族6人が席に着く。

ママ(33歳)が、パパがむしった大きなキャベツを一口食べる。

「……うん。包丁で切るより、断面がギザギザしてるから味がよく染みてるわね。美味しい」

「やったぜ!」

パパは小さくガッツポーズ。

「パパのトンテキ、最高!」と次女・澪(7歳)がご飯をおかわりし、長男・颯太はスープを「ふーふー」しながら一生懸命飲んでいる。

平和な、いつもの賑やかな夕食風景。

……が、パパは気づいた。

「……あ。しまった。フライパンもボウルも、全部油ギトギトだ……」

そう、この後パパは皿洗いが待っている。

鍋にフライパン無駄に使ったボール達

みんなが使った食器とコップ

家族6人分の洗い物、毎日やってるママに感謝しかない

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ