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6人家族の珍道中 ドタバタ家族の記録  作者: ゴリラ


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10/31

6人と「トカゲの神々」が住む家

爬虫類メンバー

ラッキー(フトアゴ♂): 陽葵の相棒。宿題の監視役。

いちごちゃん(フトアゴ♀): パパの癒やし。小松菜大好き。

ルリ(ブルーテールモニター): 130cmの威厳。でもパパにはベタ慣れ。

マルギナータリクガメ: 2歳児の猛攻をかわす、家の中の動く要塞。

PM 1:00 バスキング日和

日当たりの良いリビング。

長女・陽葵(9歳)は、愛するフトアゴヒゲトカゲの「ラッキー」を肩に乗せ、算数の宿題をしていた。

「ラッキー、ここ難しいよね……」

ラッキーは首を傾げ、陽葵のノートをじっと見つめている。神様のように動かないその姿は、この家で一番の「聞き上手」だ。

その横では、パパ(38歳)が幸せそうな顔で、メスのフトアゴ「いちごちゃん」に小松菜を捧げている。

「ほら、いちごちゃん、美味しいよ。……陽葵、ラッキーと将来お見合いさせるか?」

「えー、ラッキーはまだ独身がいいんだって」

PM 1:30 「豆」の散歩と2歳児

床では、マルギナータリクガメの「豆」が、時速$0.1\text{km}$ほどでのんびりと歩行中だ。

そこへ、長男・颯太(2歳)がハイハイで並走する。

「カメたん! まてまてー!」

「颯太、豆の甲羅に乗っちゃダメだよ!」

ママ(33歳)が制止するが、豆は動じない。4人の子供たちの騒音に揉まれてきた豆は、この家で一番の「肝の座った長老」なのだ。

PM 2:00 美しきハンター、ルリちゃんの脱皮

そして、この家の主役級の存在感を放つのが、ブルーテールモニターの「ルリ」。

全長130\text{cm}。美しい青い尾を持つ彼女が、ケージから出てパパの腕に登る。

「ルリ、今日も綺麗だねぇ」

パパがデレデレしながら霧吹きで水をかけると、ルリは長い舌をチロチロと出し、パパの顎をペロリ。

「うわぁ、ルリちゃん、パパを食べようとしてる!」

次女・澪(7歳)と三女・結菜(4歳)がキャッキャと騒ぐ。

「違うよ、これは挨拶なんだから!」

PM 3:00 ウッドデッキでの「日光浴パニック」

パパが苦労して作ったウッドデッキに、トカゲたちのケージを並べて日光浴をさせることにした。

ところが、ここで事件が発生。

「あ! 豆がいなくなった!」

三女・結菜が叫ぶ。

「えっ! どこ!?」

パパとママが血眼で探すと、豆はパパが壁に開けた「妖精専用の穴」にぴったりとハマって、外を眺めていた。

「……パパ、あの穴、カメの覗き窓として最高だね」

長女の陽葵が感心したように言う。

さらに、ラッキーといちごちゃんが隣り合わせになると、ラッキーが激しく首を振る(ボビング)。

「あ! ラッキーがダンスしてる!」

「いちごちゃんにアピールしてるんだよ。パパ、やっぱり親戚になっちゃうかも!」

夕暮れ時

爬虫類たちのメンテナンスを終え、ようやく人間たちの夕食。

「……ねえ、パパ。将来、家の中がトカゲだらけにならないわよね?」

ママが心配そうに聞くと、パパはルリをケージに戻しながら答えた。

「大丈夫だよ。あと数種類増えるだけだから」

「……増えるんかーい!!」

子供たち全員のツッコミが響く。

トカゲも、カメも、人間も。

種族を超えたドタバタが、今日もこの家を暖かく(主にバスキングライトで)照らしているのでした。

明日は豆のお散歩編

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