6人と「トカゲの神々」が住む家
爬虫類メンバー
ラッキー(フトアゴ♂): 陽葵の相棒。宿題の監視役。
いちごちゃん(フトアゴ♀): パパの癒やし。小松菜大好き。
ルリ(ブルーテールモニター): 130cmの威厳。でもパパにはベタ慣れ。
豆: 2歳児の猛攻をかわす、家の中の動く要塞。
PM 1:00 バスキング日和
日当たりの良いリビング。
長女・陽葵(9歳)は、愛するフトアゴヒゲトカゲの「ラッキー」を肩に乗せ、算数の宿題をしていた。
「ラッキー、ここ難しいよね……」
ラッキーは首を傾げ、陽葵のノートをじっと見つめている。神様のように動かないその姿は、この家で一番の「聞き上手」だ。
その横では、パパ(38歳)が幸せそうな顔で、メスのフトアゴ「いちごちゃん」に小松菜を捧げている。
「ほら、いちごちゃん、美味しいよ。……陽葵、ラッキーと将来お見合いさせるか?」
「えー、ラッキーはまだ独身がいいんだって」
PM 1:30 「豆」の散歩と2歳児
床では、マルギナータリクガメの「豆」が、時速$0.1\text{km}$ほどでのんびりと歩行中だ。
そこへ、長男・颯太(2歳)がハイハイで並走する。
「カメたん! まてまてー!」
「颯太、豆の甲羅に乗っちゃダメだよ!」
ママ(33歳)が制止するが、豆は動じない。4人の子供たちの騒音に揉まれてきた豆は、この家で一番の「肝の座った長老」なのだ。
PM 2:00 美しきハンター、ルリちゃんの脱皮
そして、この家の主役級の存在感を放つのが、ブルーテールモニターの「ルリ」。
全長130\text{cm}。美しい青い尾を持つ彼女が、ケージから出てパパの腕に登る。
「ルリ、今日も綺麗だねぇ」
パパがデレデレしながら霧吹きで水をかけると、ルリは長い舌をチロチロと出し、パパの顎をペロリ。
「うわぁ、ルリちゃん、パパを食べようとしてる!」
次女・澪(7歳)と三女・結菜(4歳)がキャッキャと騒ぐ。
「違うよ、これは挨拶なんだから!」
PM 3:00 ウッドデッキでの「日光浴パニック」
パパが苦労して作ったウッドデッキに、トカゲたちのケージを並べて日光浴をさせることにした。
ところが、ここで事件が発生。
「あ! 豆がいなくなった!」
三女・結菜が叫ぶ。
「えっ! どこ!?」
パパとママが血眼で探すと、豆はパパが壁に開けた「妖精専用の穴」にぴったりとハマって、外を眺めていた。
「……パパ、あの穴、カメの覗き窓として最高だね」
長女の陽葵が感心したように言う。
さらに、ラッキーといちごちゃんが隣り合わせになると、ラッキーが激しく首を振る(ボビング)。
「あ! ラッキーがダンスしてる!」
「いちごちゃんにアピールしてるんだよ。パパ、やっぱり親戚になっちゃうかも!」
夕暮れ時
爬虫類たちのメンテナンスを終え、ようやく人間たちの夕食。
「……ねえ、パパ。将来、家の中がトカゲだらけにならないわよね?」
ママが心配そうに聞くと、パパはルリをケージに戻しながら答えた。
「大丈夫だよ。あと数種類増えるだけだから」
「……増えるんかーい!!」
子供たち全員のツッコミが響く。
トカゲも、カメも、人間も。
種族を超えたドタバタが、今日もこの家を暖かく(主にバスキングライトで)照らしているのでした。
明日は豆のお散歩編




