コナンかと思いきや、ドラえもん?
占いのできない占い師と自称している、ちぐさが霊界の住人とチームを組んで、お客の悩みを解決していく
2008年04月10日 (木)
[よっちゃんの霊界日記]
今は桜がとっても、きれいよね。
わたしもお花見、大好きよ。
卵焼き、エビフライ、からあげ・・・
ママのお手製お弁当は、最高っだったわ。
わたしのお花見は楽しいことばかりだったのに
こっちに来てからそれを打ち砕くような変なおじさんに出会ったのよ。
おじさんはいつも、よっぱらっているの。
大きなお酒のビンをいつももってて
大きな声で歌いながら歩いているのよ。
♪ここもあそこも わしの庭! 知っとることなら何でも話す
知らないことなら 聞いてきてはなす♪
って変な節をつけてうたっているの。
いつも腰にうすよごれた造花の桜をつけててね。
なにか聞くと桜の花を手にとって3回ふり回し
「ちょっと明日に行ってくる」
とか
「それは3年前に行かんとわからんのう」
とかいって、いなくなるの。
しばらくすると帰ってきて
色んなことを教えてくれるってわけ。
わたしはお酒くさいおじさんは、大嫌い!
やっぱり大人って、どこにいてもお酒を飲みたいんだね。
明日なんか、3年前なんか・・・
お酒飲まなくても、行けるのに。
こっちで勉強していると、どこにでも行けるようになるの。
ドラえもんの“どこでもドア”が、あるわけじゃないけど。
どうして行けるかは・・・それは、ヒミツよ。
そうそう、おじさんがいってたわ。
明日は下で、お花見だって。
腰に桜をつきさして大きな声で歌ってるおじさんをみかけたら
「わたしの明日は、どうですか」
って聞いてみれば?
もしかすると
色んなことを教えてくれるかもよ。
ち:どこでも行けるって、空間移動してるんかな?
まだ未登場のかざぐるまが言ってたけど、関西から東京まで3分やて。
また、中途半端な時間やなぁ・・・。
<登場人物>
5歳、男の子、霊界の住人。
上の世界では“スーパー5歳児”と全国にその名をとどろかす。
さらに上のステージへと修行中。
よっちゃん
9歳、女、霊界の住人。
ペット部門のスペシャリスト。首をかしげてニコッと微笑むその仕草だけで、上の男子たちを悩殺中。
かざぐるま
83歳、男、霊界の住人。
上の世界では“水戸黄門”的存在。
ちぐさ
30代、女、
昼はOL、夜は霊感占い師として日々、爆走中。
親子二代にわたって受け継いだ力を、周りにおすそわけ。
マキ
女、ちぐさの母であり師匠。
たっちゃん、かざぐるまの二人とは三身同体。