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ポルターガイスト①

占いのできない占い師と自称している、ちぐさが霊界の住人とチームを組んで、お客の悩みを解決していく

2008年04月03日 (木)


よっちゃんは上の世界にいる(あたし達の住んでいる世界にはいません。意味わかるでしょ?

あんまりあからさまな言い方をしたら、あのコ嫌な顔すんの)

あたしの一番のお友達、妹分でもあります。


あたしの能力の根幹はといえば、亡くなった人たちとお話できるということやねん。

あのね、早い遅いはあるけど、人間っていつか必ず死ぬやん。あの人らって、上でフツーに暮らしてるねんで。

あれ? やっぱフツーにではないか。紆余曲折を経て、やな。

まぁ、そのあたりは後々ゆっくりかくね。


ほんまはあたしもこういうこと言うん、好かんのよ。

イカレた奴って、思われたくないもん。

でもこれを言わんと、このブログが成立せえへんからなぁ。


「霊界は存在する!」

っていってたのは、丹波哲郎さんやったっけ。


あたしの場合、大人になるまでは何にもみえへんかったんよ。

それまでは、幽霊? そんなんおるわけないやん!

でも、心霊写真は怖い~って感じやってん。

でも人生の途中でこんな変な力ができて、初めて事実を知ってビックリや。

え~、マジで!?て思ったわ。


で、よっちゃんと組むまでは、あたし一人でお客さんの相談を受けててん。

当たり前の話やけどね。


ある日のこと。

「家の様子がおかしいから、みてほしい」

っていう依頼がきてん。


「家の電器製品が、勝手にオンになる」

いうんよ・・・。

<登場人物>


5歳、男の子、霊界の住人。

上の世界では“スーパー5歳児”と全国にその名をとどろかす。

さらに上のステージへと修行中。


よっちゃん

9歳、女、霊界の住人。

ペット部門のスペシャリスト。首をかしげてニコッと微笑むその仕草だけで、上の男子たちを悩殺中。


かざぐるま

83歳、男、霊界の住人。

上の世界では“水戸黄門”的存在。


ちぐさ

30代、女、

昼はOL、夜は霊感占い師として日々、爆走中。

親子二代にわたって受け継いだ力を、周りにおすそわけ。


マキ

女、ちぐさの母であり師匠。

たっちゃん、かざぐるまの二人とは三身同体。

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