天国子供会議
占いのできない占い師と自称している、ちぐさが霊界の住人とチームを組んで、お客の悩みを解決していく
2008年04月11日 (金)
[よっちゃんの霊界日記]
春の光景も今日はなんだか陽気になれない気分なの。
だって子供会議でわたし、女の子の係りになったのよ。
すごく忙しい仕事なのよね、これが。
みんなからみたら、早すぎ!って思うかもしれないけど
もうそろそろお盆にお家に帰る準備をしなくちゃいけないの。
お盆って全員、帰るのよ。
大人も子供もペットも。
とにかく、上はからっぽなの。
一年に一度の大行事ってわけ。
男の子、女の子、ペットたちが別々にあるところまで帰って
そこからお家までは家ごとに帰るって仕組み。
あるところって?
それは、内緒よ。
いくらわたしが おしゃべりだからって
言っちゃいけないこともあるの。
子供会議が始まると、まず男の子女の子どちらが前かでもめるのよ。
男の子と女の子は子供だから一つになって帰るんだけど
みんな前がいいに決まってるからねぇ。
ある時はくじ引き、またはジャンケン、口げんか、取っ組み合いと
毎日変わるんだけど
なぜか“順番”てジャンルがないのよ。
学祭だとか修学旅行とかいろんな行事って、準備がたいへんでしょ。
わたしたちも同じよ。
これから何度も何度も班長会議をひらいて
決定したら大人の人に報告して、またまた会議があって。
ま、お祭りみたいなもんだから、もめることも楽しいのよね!
あ、そうそう、「ペットはどうしてるの」って思わない?
もちろんペットにも係りがいるのよ。
動物たちも人間同様、もめてるみたい。
ワンワンとかニャーオていってるだけなのに何をいってるか
これが不思議とわかるのよねぇ。
楽しいことは、みんなで感じなきゃね。
苦しいときこそ一つになろうっていうけど、そんなの無理よ。
楽しい経験をいっぱいつんで、一つになれる喜びを何度も感じていればこそ
苦しい時も一つになれそうな気がするの。
そう思わない?
ち:あたしたちの頭のずっとずっと上の方で、チビたちや犬や猫らが大騒ぎをしてるんやで。めっちゃ、可愛いすぎでしょ。かざぐるまの話では、これだけ会議を重ねてもお盆に家に帰る時、迷子になる人が毎年何人もでるんやて。お盆の時は、梅田の地下街みたいな状態になるんかな。
<登場人物>
5歳、男の子、霊界の住人。
上の世界では“スーパー5歳児”と全国にその名をとどろかす。
さらに上のステージへと修行中。
よっちゃん
9歳、女、霊界の住人。
ペット部門のスペシャリスト。首をかしげてニコッと微笑むその仕草だけで、上の男子たちを悩殺中。
かざぐるま
83歳、男、霊界の住人。
上の世界では“水戸黄門”的存在。
ちぐさ
30代、女、
昼はOL、夜は霊感占い師として日々、爆走中。
親子二代にわたって受け継いだ力を、周りにおすそわけ。
マキ
女、ちぐさの母であり師匠。
たっちゃん、かざぐるまの二人とは三身同体。




