幻想ノ十三 迷宮で食料を探し出す
久しぶりに書いてみたけどキャラの口癖とか固まってないですね……まあ味をつけていけばいいかな
「うう~お腹空いたよ~リンコ!!」
「マユはいつもおなかが減ってるな~」
「どうしたの~マユちゃん? 食料はさっきの缶詰で最後だよ」
「落ち着きのない奴だ……この私は我慢しているというのにわん」
エントはそこまで我慢をしているようだ。それよりも火を生み出して自身の能力を鍛えている。
迷宮を見つけたので入ることにした。
世界には迷宮と呼ばれる洞窟が存在したのだ。
そこでは金銀財宝、食料、武器、アイテムなどの貴重な財産が眠っているのだ。
イスカとワゲルは興奮を露わにしていた。ここは迷宮である。しかもかくして昔の人類の貴重なアーカイブである。マンガや小説というものが眠っていると聞く。
幻獣が現れてそのような創作物などを奪い消し去ってしまったが、生き残った人類は迷宮に宝を残したという伝説が残っている。
現在人類は殆どが絶滅しているので創作活動を行っている人は殆どいない。
遥か西のほうでアトランティスという国があるらしいがそこでは生き残った人類の上位市民たちが住んでいる国があるとか。
そこでは魔法を応用して燃料や動力として使っているとか……僕もそこまで知っているわけではないが……まあ噂だ。
アトランティスは理想の国らしいがなんかそこから逃げてきた人がいるという話もある。
行くのは勘弁してほしいが村とかには殆ど人がいないこの現状ではどうにかしたい。
迷宮ではネズミが進化したのかマッドマウスと呼ばれるネズミが出る。
魔獣化したのだろうか凶暴だ。
僕はリンゴを生み出してぶつける。
攻撃用リンゴで物凄く固いリンゴだ。食料としてはとてもじゃないが食べれないが……舐めると甘い砂糖を固めたようにでも硬度は鉄みたいだ。軽いけど。
マユはパンチでネズミを殺していた。そしてエントに火を貰い焼いて食べていた。
「マユ……それ食べるの? 美味しいの?」
「美味しいよ! すっごく噛み応えある」
「どれどれ……確かに旨いね」
「わんっ確かに旨いですね姉さん」
「本当だ美味しい」
みんな普通に食べてるけど僕的にはネズミは食べたくない……とは言ってられないのかな……
さて……リンゴジュースを生み出して飲んでいる。
ネズミを拾ったフライパンでソテーしてスーパーから貰ってきたサラダ油で焼きます。
香ばしい匂いが鼻孔をくすぐる。そのまま迷宮でゲットした黒コショウをかけてリンゴと一緒にソテーする。
できた! りんごとネズミの黒コショウソテーだ。
みんなで食べたら美味しかった。意外と固いけどしっかり血抜きしたら食べれないほどではなかった。
イスカさんの水の力で洗浄しているので泥抜きは普通にできた。
もっと旨いものを食べたい。そうだな例えばオークとか。
豚の魔人は知能も低いし食い応えがあるだろう。




