表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
獣人とのお付き合い  作者: 四月 深欲
3/4

忘れ物



台所を拭き終えたあと、コンビニに行こうと玄関へ向かう。

少し出かけるだけなのでスニーカーで良いだろうと靴の置いてある棚から白のスニーカーを取り出し床に置く。

片足を入れた時、自分は財布を忘れていた事を思い出す。


「財布何処に置いたっけ?」


自分は履きかけていた靴を再度自室へ戻る。

昨日使った後、何処老いたか考えながら机の上をあさるが見当たらない。

たしか昨日は夜に飲み物を買いにコンビニに行ったあと.....完全に忘れた。


「はぁ」


ため息をつく

全く思い出せない。たしか机の上に置いたはずだったが無いようだしきっと別の場所に置いたのだろう。

とりあえず思い当たる場所を探す。

まずはベッド、布団を取り、枕も取るが、無い。

布団と枕を元に戻し、また別の場所を探す。

テレビの前はどうだろう?、リモコンの置いてあるテーブルを見るが何も置かれていない。

テーブル下も除き見るが何もない。

台所に向かう、がやはりない。


ため息をつきながら探す。

家の中をひととおり探したが見当たらない。諦めて銀行からお金を引き出そうと思い、これで最後にしようとトイレを覗く。

あった。

財布はトイレの中にある棚の上にあった。

何故ここにあったのかは思い出せないが、まあ見つかったのだからよしとしよう。

そう財布を取りズボンのポケットに入れ、気持ちを切り替える。


結局10分近く探し時間を無駄にしてしまった。今日の予定は特に無いが時間は無駄にしたくない性格なので急いでコンビニに行こうと靴を履く。

玄関のドアを開けると隣のおばちゃんが挨拶をしてきた。

軽く挨拶を返すとエレベータのある方へ向かう。

ボタンを押し、エレベータが自分のいる階に止まるのを待つ。

10秒程たったあとエレベータが自分のいる階に止まった。

ドアをが開く。

中には誰もいないようだ。

中に入り1階のボタンを押す、すぐにドアは閉まりエレベータは下へと動き出す。

そこまで大きいマンションではないのですぐに1階についた、ドアが開くとすぐにコンビニへ歩きだす。

歩きながら空を見上げため息をつく。


「何で財布置いた場所忘れるかな」


そんな事を愚痴りながら歩いていると、コンビニについた。


店内に入ると馴染みの顔が顔を出す。


「いらっしゃいませ~♪」


妙ににやけた嫌な言い方だ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ