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追放された無能書記官、実は国の全てを設計した『影の天才』でした ~俺がいなくなった王国は今さら戻ってこいと泣きついてくるが、もう遅い。隣の帝国で皇女殿下と幸せになります~

作者:月影の書記
エインラント王国の書記官、レオンハルト・シュヴァルツは、先王の遺言を守り、国の基盤を一人で設計・管理してきた。上下水道、物流、経済システム、軍事メンテナンス――すべてを緻密に支える彼の仕事は、地味だが不可欠だった。
しかし、新王ガイウスは父の影に苛立ち、レオンハルトを「旧時代の無能」と断じ、佞臣コルネリウスの甘言に誘われ追放を命じる。レオンハルトは淡々と受け入れ、引き継ぎ資料を置いて去るが、それは独自の暗号化言語で書かれ、ブラックボックス化されたもの。彼なしではシステムが崩壊するよう設計されていた。
内心でカウントダウンを開始するレオンハルト。市場混乱まで三日、物流麻痺まで十日、都市機能崩壊まで二十日……三十日で王国は限界を迎えるだろう。
先王への忠誠を燃やし尽くし、レオンハルトは国境へ。追放は罰ではなく、自由の始まり。愚かな選択の代償を、王国は味わうことになる。
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