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言語の壁

作者: 桐原まどか



それはとある日の夕刻、店(職場)で起きた事…。

我が職場には近くの建設会社に勤めていると思われるベトナム人の方が来店されます。

カタコトの日本語ですが、やり取り出来ていました。

その日、ベトナム人の男性は何やら探しているようでした。

私はどうにかしようと頑張りました。

相手は言います

「ゴム」

「被せる」

しきりに手を差し出すので、ゴム手袋か?思ったのですが違うよう…。

誰かの知恵を借りようにも、もう一人は接客中の為、うーむ、と頭の捻っていたところに、スマホで画像を出してくれた。

そこにはバナナに被せられた…。

私は理解しました

「あぁ、コン…」そこで口を噤みました。流石に言ってはならないよね。

他にお客様いるし。

で品物をお見せすると、ビンゴ!

無事に商品をお買い上げ。

良かったです。

そうして思ったのが、どんなにスマホや翻訳機が発達しても(機能がもっと向上すれば、別かもしれませんが)、最後は人間同士のコミュニケーションだなぁ、と。

特に今回の物は、物が物だからな…

えぇ、いわゆる〈避妊具〉だったんです。

その出来事以来、私はもっと、「言語というものに対し、多角的な視点を持った方がいいなぁ」と思うようになりました。


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