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余命2年日記  作者: 新規四季
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来週からはめんどくさいテストだって始まるって言うのにやれサイゼだの、やれスタバだのこっちは行きたくて行ってる訳じゃないってのに連れ回してくれるなよと思う。


前回のテストなんて全教科平均点。大学は少しいいとこ行ってやろうと何の根拠も計画もないのに自分を騙すように言い聞かせてる。そんな自分も嫌いだ。


自分ではいい所なんて見つけられないのに嫌なところはそれこそ嫌になるくらい直ぐに思いつく。ああ、そうだ。もうひとつ追加で、卑屈さ加減はもはや天下一品の伝家の宝刀レベルだろう。


紗良は赤点が1つ前回あったはずなのに懲りない様子で、テスト?前日にやれば余裕っしょ。とすごく楽観的だ。


私にはそんな風に物事を考えられなくて、楽観的に物事を考えれてしまう彼女が羨ましくて、私には無いから尊くて、憎い。


このまま紗良に付き合ってたら私も赤点を取りかねない。もう、ストレスが募る一方だ。

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