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おやぢ的 気まぐれワ~ルド 小説家になろう版  作者: OKKUN
令和元年6月29日(土) の雑感
5/5

とある アル中の酒歴 本当は飲んではいけないんだけどね


 アルコール依存症当事者である、わしの酒歴その1です。



※未成年者の飲酒は『未成年者飲酒禁止法』により禁止されています。


 また、民法改正により2022年より同法は『二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律』に改名され、引き続き20才未満の飲酒は禁止されます。


 



 わしの記憶の中で、飲酒をしている最も古いものは40数年前、まだ保育園に通っていた頃だ。飲酒といっても真似事のようなもの。

 両親、母方の祖父母、弟、そしてわし。一家団らんの夕食時だ。



 父親は市内の工場に勤務。昼勤と夜勤の交代勤務で、昼勤の時の夕食は家族と共に摂る。

 ずいぶんとお酒好きで、最期はお酒で死んだ。

 末期の飲み方は、アルコール依存症と病名が付いた時の わしの飲み方そのものだった。

 父親については、また書くことが有るだろうから今は書くのを控えておく。



 さて、保育園児だった頃のわし。

 一家揃っての晩ごはんの時、何かのきっかけで(多分、父がちょっとしたいたずら心で)わしに、コップに入っていたビールを一口含ませたのだろう。


 小さな子どもが一人前に酒を飲む真似事をしている──

 その様子が可笑しかったのか家族とが笑っていた。

 そしてわしは家族を喜ばせたくて、時おり父親の膝の上で一口酒を含む。

 味は覚えていないが嫌々飲んでいた訳ではなかった。



 祖母はわしが小学一年生の時に亡くなり、祖父も持病の喘息で伏せることが多くなった。

 何より父が夜勤専門となり、夕食時の団らんはなくなり、ビールを含む機会もなくなった。



 地方の中規模都市。古くからの慣習や伝統行事が残る街。

 また わが家は季節の行事や祭り事を大切にするところがあり、正月、お盆、法事などで縁起をかついだり ご供養と称し日本酒を飲む真似事をさせられていた。

 いや、実際は飲んでいたが。


 これがまた甘くて美味しかった。

 


 アルコール依存症になる下地はすでにこの頃(小中学生の頃)から出来ていたのだったように思う。



 


 この後の飲酒歴やお酒との付き合いについては、改めて記しますが、順不同になることがあります。



 作品を記すに当たり、体調や精神的に不調を感じた時は、自分を守るために作品の一部、又は全部を削除することがあります。



 

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