第00局 確認
「こんちわ〜!二年の足立で〜っす!」
「こんにちは。部長の森です。」
「いやぁ部長。誰がこんな麻雀の部活の話なんか読むんでしょうね!?女のあたしにゃ全然理解できませんって。」
「どうにもこうにも、作者の趣味みたいね。ていうか足立さん、私も女なんだけど……一応部長なんだけど……」
「あはは、そんな深い意味はありませんてば。ところで部長。ここでは一体何をどうするんですかね?」
「えーとカンペによると……どうやら部活中のルール説明ですね。その他にも諸々。」
「というわけでまずルール説明です!」
・半荘戦。東南回し。
・点棒は25000点持ち30000点返し。
・花牌、赤5は使用せず。
・喰い下がりタンヤオ(喰いタン)あり、後ヅケあり。
・裏ドラ、カンドラ、カン裏、一発あり。
・二家和、三家和は全て頭ハネ。
・ノーテン罰符は場三千点。形式テンパイあり。
・本場は一本につき300点。
・ラス親の和了終了有り。
・ウマあり(1位+30000点、2位+10000点、3位−10000点、4位−30000点)。オカあり。
・順位は上家優先なし。同得点の場合は同順位
・途中流局あり(九種九牌、四風連打、4人リーチ等)
・フリテンはツモ以外で和了できない。
・フリテンリーチあり。但しツモアガリのみ。
・嶺上開花によるアガリは全てツモアガリ。
・役満は純粋な複合に限り、ダブル、トリプル等認める(例:大三元四暗刻、字一色小四喜、等)。
「はい!面倒臭くてやってられません!」
「専門用語は皆さんで調べてください。主に最強戦のルールを使ってます。さて、次に表記でしょうか。」
「表記?何をですか?」
「残念ながら、ネット小説では麻雀放○記みたいに牌姿を表現できないのよ。」
「あー、あの牌を小さくしたみたいなやつですか」
「作者なりに色々と工夫したつもりみたいですが、かえって分かりにくいとしか言えませんね。」
「本当は○の数字とか使いたいんだけど、機種依存文字て使えないからね〜。あ、ローマ数字も半角ローマ字で代用してるんだって?」
「表記は以下の通りです」
萬子:一二三四……九
筒子:1234……9
索子:I II III IV ……IX
字牌:東南西北白發中
・例その1・
○家手牌:二三四2VI VI VI・3
鳴き:白(白)白・(5)46
※右端の牌がツモ牌。○には東南西北のいずれかが入る。
※鳴き牌は手牌表記の下に表示。(白)は他家から鳴いた、という意味。この場合は対面から白を鳴いた、上家から5をチーした、ということになる。
※鳴き牌は左から右へ増えていく。
※和了手牌も同様に表示する。
・例その2・
○家河:北 II 九1([東])北3(白)8
※左から右へ捨て牌は増えていく。○には東南西北のいずれかが入る。
※リーチ宣言牌を[ ]で表記。鳴かれた牌を( )で表記。
※重複する場合、つまりリーチ宣言牌が他家に鳴かれた場合も上記の通りで表記。
・例その3・
南○局△本場ドラ:四
ドラ:6白― I 南
※上記は、ドラ表示牌を示すのではなく、ドラそのものを示す。つまり四萬がドラ。しかし実際のドラ表示牌は三萬なので、ドラは場に4枚ある。
※裏ドラ、カンドラ、カン裏も同様に表記する。
※和了した際のドラ表示は上記の通り。この場合は、6が表ドラ、白がカンドラ、I が裏ドラ、南がカン裏となる。
「以上です」
「ややこしいぃ」
「まぁ、後は適当に流しちゃいましょう。足らないのは本編で補完、てことで」
「責任丸投げじゃないっすか!」
「では本編で」
「登場人物紹介とかあるじゃないですか!?」
「後からでも出来ます。」
「非道っ」