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真昼の月  作者: 澤田 紅
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02

アパルトマンを引き払い、退院手続きを済ませてジープに乗り込んだキリ-がハンドルを握り、キッドが助手席に収まり後部席を振り返った。

積み込まれた荷物の横にはお願いされて止む無くフェニックス基地に同行する事になったモクと、その左側にへばりついたあきらが実に満足そうな表情を浮かべている。

「悪いねモク、迷惑かけて。」

言葉の割にはいやににこやかだが・・・

「・・・良いさ。」

イヴ達に逢いたく無い訳では無い、合わせる顔が無いだけで。

だが左隣の温かな身体と、気付くと常に見つめているあきらの視線が何処か嬉しいのも事実だった。


「モクは基地に居ないな。」

「ああ、俺はフェニックス基地には居ない。日本に居る。」

「・・・にほんは何処だ?」

「海の向こうだ。」

「・・・・うに、は何?」

そうか海を知らないか。

「海。塩辛い水がいっぱい有って魚が泳いでる。キリ-、其処の本屋で止めてくれ。」

街角の書店に入り子供用の図鑑を何冊か、絵本と童話とノートと色鉛筆を買い込んで車に戻る。

「基地で教えてやる。楽しみにしていろ。」



フェニックスの街からフェニックス基地までは車でほんの一時間。それでもイヴやエラ-、ましてキリ-でさえもそう簡単には見舞いに来れなかったのは相当に忙しいのだろうと見当はついていたが・・・放牧してある牛とその手前に広がる農場だけは実にのどかな光景だったが、ジープがスピードを緩めるまでも無くモクの眼に一塊の雑多な人種が映った。

なにやら揉めて居る様だ。

「どうした。」

飛び降りたキリ-に浅黒い肌の男達と対抗するように向かい合う日本人数人が立っている。

「ヒューが水場に割り込んだ。」

「何を云ってる、俺が先に並んでたじゃないか。」

「嘘を吐くな! キリ-が居ないのを知って割り込んで来たくせに。」

「俺をうそつき呼ばわりするか。」

怒鳴りだした場を押さえたのはキリ-では無い。

「止めろ! ヒュー、ちゃんと並べ。お前はガキか。」

ゆっくりと車から降りたキッドの鋭い声に男達は二歩は下がった。やはりキッドはキッドだ。

「長い事留守にしたが今日からまたガッツリ締めるぞ。さあ、仕事に掛かれ。」

呆気ないほど簡単に男達は引き下がる。

それを見渡して二人は車に戻って来た。


「相変わらだな、ヒューは。」

「ああ、恫喝すればだれでも退くと思い込んでいる。あれは直らんな。」

「困ったな、私は後ひと月は動けない。」

「モクが居る。」

両親の会話に入り込んだのはあきらだった。

「モクは強いぞ。」

再度ブレーキを掛けたキリ-とキッドが揃って振り向いた。

「やけにお気に入りだな。」

「ちびがこんなに懐くなんて・・・」

如何にも驚いた風情の二人と妙に自信ありげに云い切ったあきらに向かって出た言葉は、

「頼むから、解かる様に説明してくれ。」



キリ-とキッドの家は中古のログハウスだった。

フェニックスの土地を融通してくれた合衆国政府は、国連軍に名を連ねる日本軍が米軍に変わってこの周辺の治安維持に尽力する事を条件にいろいろと便宜を図ってくれている。

不法入国者の管理から周辺地区や南米に至るまでの広範囲の暴動抑制力として、事実上フェニックス基地G倶楽部は確かにその存在を当てにされるほどの働きをしてきた。

だが以前キリ-が云ったようにナイトとルウを立川連隊G倶楽部に出した事と、増える事は有っても減る事のない人口、基地内外の多種多様な問題に人手は全く足りない状態だった。

駐留するはずの陸軍は何処で止まって居るのかまだ到着していないと云う。


「パトロールは必要なんだ。キリ-とディラン、アリス、私が外を見てエラ-とイヴが中を見る形になってたけど、私の代わりに今はイヴが外に出てる。基地内パトロールがエラ-一人では厳しいんだけどね。」

エラ-は昔に受けた傷で戦える身体では無い。

勿論一般市民とでは比べ物にはならない戦闘能力は有るが。

「人種の坩堝ってディランが笑うんだ。欧州の完成度とはかけ離れてる。

しかも意味不明なパワーだけは有るって。」

キッドの言葉をキリ-が引き継いだ。

「外は事がデカくなる前に潰して置かなくてはならんが、外ばかりにかまけても居られない。

基地内を安定させないと農作物や畜産にも影響が出る。

日本人はお互いに譲り合い待つことが出来るが、ラテンの血は呆れるほど自分本位だ。いやはや、俺はフェニックス基地の司令は引き受けたが野菜や牛の育成まで心配するとは思わなかった。」

二人ともそう云いながらも何処か楽しそうに見えるのは何故だろう。

しかもあの恰好つけのディランさえ外で働いていると云う。


「で、何でモクが強いと知ってるんだ? ちび。」

いきなり切り替わった話にモクは嫌そうな顔を見せたが、当然あきらはお構いなしである。

「三人のオヤジをやっつけたぞ。父ちゃんみたいだった。」

「ほう。」

「ふーん。」

確かに病院の帰り道、あきらを連れ去ろうとした連中を退治したが、自分でも嫌になるほど体が動かなかったのも事実だった。退役したとはいえ長年の習慣から朝晩に最低限の筋トレを続けて来ては居たが、独りでは格闘訓練など出来ようも無く、もとよりG倶楽部内でも格闘が強い訳では無かった。

戦闘兵士は別としてもコオハクシュリの下程度の位置だったし、ウルフやジ-ンほどの体格でも無い。

まして今では到底そこまでも行かないのは承知している。

そんなモクの内心などお構いなしに、

「頼んじゃ駄目かな、ひと月だけ。」

やけに可愛らしく出されたキッドの言葉にキリ-が追い打ちをかける。

「キッドが無理をしかねない。エラ-程度の力量で十分なんだが。」

「馬鹿を云うな、エラ-よりはましだ。」


口は災いの元だと今更思い知っても後の祭り。

夫婦揃ってにんまりと笑う顔にあきらまで加わって、モクは苦虫を噛み潰した表情になった。

「・・・条件が有る、格闘訓練をつけて貰うぞ。」

「承知。」




互いに掛け違ってなかなか全員が揃う事は少ないと聞いていたが、その夜は退院したキッドと久しぶりのモクを歓迎する為にかつての仲間がキリ-の家に顔を揃えた。

きっと辛いだろうと思っていたが、その再会は妙に優しく温かな時間だった。

イヴが泣きながら抱きつき、Dr佐和も両手でモクの手を握り締める。

アリスは相変わらず口数は少ないが嬉しそうに、本当に嬉しそうに笑いかけて、ディランは・・・思いがけなく真面目な表情でモクの眼を見て頷きかけた。

そして、今でも思い出すと胸を抉るあの戦争の話や、失われた仲間たちの話は出されなかった。


フェニックス基地の今現在の話から、モクがひと月の短期アルバイトを受けた話で笑いがこぼれた。

それと、

「何でちびはモクに張り付いてるんだ?」

エラ-に応えたのはキリ-。

「相当お気に入りらしい。」

モクが与えた図鑑を見ながらも常にモクの傍らに座っている。それが可笑しいとディランも笑った。

「たいてい何か悪さをしてるんだがこんなに本が好きなら早目に仕込んでみるか。ちび、勉強してみるか?」

「勉強は楽しいか?」

ディランにひと睨み呉れて、あきらが尋ねたのはモク。

「楽しいぞ、知らない事を知るのが勉強だ。ディランは頭だけは良いから仕込んで貰え。」

「おい、だけって何だ。顔も性格もお前よりずっと良いじゃないか。」

「俺がお前を認めるのは頭だけだ。一つ有るだけでも有難く思え。」

「何だと・・・」

「はいそこでお終い、晩御飯だよ。」

大声でイヴが割り込んでディランは実に不満気な表情ながらも口を閉ざした。怒らせるとイヴは怖い。


女性陣が用意した料理は美味かった。それを云うとキリ-がやたら自慢げな顔になる。

「キッドはプロ並みの腕だからな。」

「ごめんねぇ、そのローストポークは私が造ったんだ。キッドに習ったけど。」

イヴの声にエラ-がにやりと笑った。

「何で結婚してからのろけるんだよ、昔は黙って喰うだけだったのに。反対じゃないか。」

いきなりモクが吹き出した。

以前のエラ-とキリ-の大喧嘩が鮮やかに甦ったのだ。


『ミャンマーで恋しかったのが何で飯なんだよ!』

『何が悪い! 嬉しそうだったぞ!』

『馬鹿野郎! お前は絶対馬鹿だ! だいたい俺が何時食料品を買ってやれなんて言った! 指輪とかネックレスとか服とか幾らだって有るだろうに、肉だの魚だの鰹節だのを選ぶセンスが俺には理解出来んぞ!』

『購買には碌なもんが無いじゃないか!』

『お前は・・・もう一回ミャンマーに行って来い!! そこからやり直せっ、この阿呆!!』


不審そうな全員の視線を浴びてひとしきり笑った後でモクはやっと顔を上げた。

「覚えてるか、キッドのバイト先に行く途中のお前らの喧嘩。俺は台詞まで覚えてるぞ。」

苦しい息の合間から教えると爆笑の渦が湧き上がる。

「何でそんなことあんたが知ってるんだ。」

真顔で狼狽えるキリ-に、

「馬鹿が、窓を開けてたじゃないか。筒抜けだ。」

あの時のメンバーはもうこの四人だけだった。だがあの瞬間の記憶は今も色褪せる事無く、モクの胸を切り裂く事も無く唯々懐かしいだけなのが不思議に感じられる。

モクはもう理解していた。

モク以外の皆は既に乗り越えた事を。

だからこそ独り立ち止まったままのモクが自力で越えるのを待って居るのだと。

それでもやはり辛い。

女々しいと云うならそれも良い、情けなくても構わない。自ら死を望んだあの日もまた真実だ。

そして死に切れないままのこの現実を受け止めかねている自分が居る。


「今の俺はG倶楽部員にはなれないな。」


呟きは思いのほか大きく耳に響いた。




「モクは此処に来ていたら良かったのかな、独りで日本に帰ったのは間違いだったのかな。」

その夜、寝室で呟いたキッドに、キリ-はその頭を優しく抱きしめた。

「いつ自爆してもおかしくない状態だった。生きて居て呉れただけ良しとしなくては。」

そう云いながらもキリ-は時々考えてしまう。

止めた事が本当に良かったのだろうかと。

ジ-ンとの最後の会話の中でモクだけは生かしてやりたいと云われた言葉の記憶が残っていた。

そして実際モクだけが残されたが、同じ時代を生きた仲間からはぐれたなら、切り離されたなら、取り残されたなら、もしそれが自分だったならと思うと複雑だった。

自分には上にまだディランがいる。同期のエラ-もいる。

そして誰よりも愛するキッドが生き残ってくれたが・・・モクには誰も居ないのだ。

賢しらに生きて居れば良いなどと本当に云えるのだろうか。

だが、それはキッドには言える事では無い。きっと泣くだろうから。

ジ-ンとウルフ、コオに加えてイージスまでもの最後を知った時のキッドの嘆きはキリ-の心臓が引き裂かれるほどだった。

(だが、キッドや俺達の為に生きろとは言えない・・・)

人が生きるには大切な誰かが要る。

それを見つけて欲しいと切実に思うキリ-だった。




ゲストルームを与えられたモクは腹筋背筋腕立てをこなし、スクワットで締め括った。

僅かなアルコールが汗と共に出て男は思い切り良くシャツを脱ぐと上半身をタオルで拭う。

「それで何で此処に居るんだ?」

問いかけたのはベッドの上で半分眠りながらモクを見つめているあきら。

自分の部屋で寝ていた筈だが腹筋の途中で勝手に入って来て、勝手にベッドに這い上がり眠そうな顔で黙って見ていた。

「モクと寝る。」

当然の様に云い放つとコロンと丸くなってしまった。

此処まで懐かれるほど優しくした覚えは無いのだが・・・真ん中ですでに寝息を立てているあきらを端に転がしてモクはベッドに入った。

子供の高い体温はもう馴染んでいたし、寝相の悪ささえ慣れてしまっていたからモクは気にもしないで眠りに引き込まれていった。




自分が被弾したのはすぐに解かった。脚をやられては身動きが取れない。

転がる様に低い灌木の中に隠れたが敵は誰よりもスナイパーに狙いを付けていた様だった。

三人の敵を相手に立ち回るのは傷を負って居なくてもモクではキツイ。

近接戦に慣れた敵では特に。

幾つかの刃物傷を受けた挙句に、囲まれて逃げ場を失ったモクは既に覚悟を着けていたが、シュリとカイルだけは逃がさなくてはならない。傷の痛みなど気にもしないで発した最大の退避コールに応えたのは思わぬほど真近からのカイルのフリーズコール。

駄目だ、来るなと云いかけた瞬間爆発に巻き込まれ意識が途切れるまでの光景は未だに眼に焼き付いていた。


南イエメンに集結した反政府テロ組織『ザヒードの血』はアデンの空港まで占拠したが首都サナアからの攻撃に完全に浮き足立っていた。

安定したトルコ以外のイラン、イラク、シリアは思ったより簡単に落し制圧したし、各国の情報もベルリンや立川連隊に流している。

問題なのはサウジアラビアと幾多の紛争の舞台となっているイエメンだった。

国連軍の日本陸軍立川連隊第一空挺部隊がイエメン正規軍と組んでアデンに攻め込んだ時、敗走した『ザヒードの血』は自暴自棄の特攻をかける。それに巻き込まれたのはモク等一行だった。

狙撃手の怖さを、おそらくは日本人よりも遥かに良く知るのは生まれた時からそんな環境で育っているからだろう。


途切れた意識が戻ったのは病院、それも古い野戦病院だった。

眼の前に有ったのは半年以上見ていない顔、キリ-だった。

そして聞いたのはカイルとシュリの死。那智とハクも・・・それ以上を語らないキリ-を脅し上げて聞いたのはアルカイダの残党の最後の一手。バハマは沈んだ。

俺は何をしていた。仲間を死なせてどうして生きている。

アフリカを片付けたキリ-に尻拭いまでさせて・・・

カイルとシュリはモクをキリ-に預けて戦場に戻り最後の力を振り絞って戦って散って行った。

なのに俺は何をしている。

此処で、こんな処で・・・




一つしかない眼を開くと東の空が白んでいる。ここ暫く見なかった久しぶりの夢はモクの胸を押し潰したが、ふと視界の中にあきらの顔が割り込んで来た。

「怖くない。モク、怖くないぞ。」

うなされていたのだろうか、あきらの小さな手が閉ざされた右眼をそうっと撫でる。

「こっちの眼になってやる。だから泣くな。」

手を伸ばして温かな身体を抱きしめると咳き込む様に込みあげる何かがゆっくりと消えて行った。


朝食時、キッドが困ったように笑いかけた。

「モク、ちびを甘やかさなくて良いよ。大事にされるとつけあがる。」

大事にされているのは他の誰でも無い。自分自身だ。

キッドにもキリ-にも、そしてあきらにも。

このままだと持って帰りたくなる。

だが出された言葉は、

「一家三人分のお願いを聞いたからな、好きにさせてもらう。甘やかして後に響くと云うなら辞めるが。」

「・・・お任せします。」

キリ-はにやりと笑い、あきらはご機嫌で人間の子らしく食事をとっていた。



「時間はだいたい朝晩で二.三回、ランダムな方が良いな。

揉め事は大概がメキシコ人絡みだが、武器の類はご法度だから大事にはならない。」

エラ-は子分が出来て嬉しいのか偉そうにモクを連れまわっていた。

「ほう、ナイフも銃も抑えているのか。」

日本人だけならともかく短絡なメキシコ人や血の気の多いアメリカ人が良く云う事を聞いたものだが、

「使ってみろ。キリ-よりも怖いキッドに半殺しにされる。

レイプなんぞ未遂でもエライ事になるんだ。以前有ったんだが叩きのめした挙句に顔の真ん中を軍靴で真面に踏んづけて綺麗な靴跡が残ったんだ。

俺は初めて顔に靴跡を付けた人間を見たよ。当然鼻は見事に折れた。

日本人女性は内気で大人しく何をしても文句を言わないと云う認識が呆気なく覆されたようだ。

以来年齢を問わず女性にはみんな礼儀正しい。」

吹き出してしまった。

確かにキッドならやりかねないがエラ-の嫁のイヴだとてそれぐらいは平気でするだろう。

G倶楽部の女性陣は本当に強い。

「時々声を掛けてやってくれ。日本人は騒ぎを嫌うから水面下で問題が大きくなると後々厄介になる。」

「了解した。」

「りょうかい。」


何人かにモクを紹介するがエラ-が俺達の仲間だと云うと

嬉しそうなのは日本人、微妙なのがメキシコ人だった。

「奴等は此処が自分たちに必要なのは解かっている、だから表だってG倶楽部には逆らわないが我が強くて押しも強い。我慢と云う言葉を知らない様だな。」

「がまんはえらい?」

二人の眼が下に向けられまるで当然の様にモクの横に張り付くあきらを見下ろした。


「しなきゃいけない我慢と、しちゃいけない我慢が有る。」

モクの返事にあきらは黙り込んだ。判断の基準が判らないらしい。

「判らない時は父ちゃんと母ちゃんに聞くんだな。エラ-やイヴやディランやDr佐和やアリスに聞いても良い。」

「モクにも?」

「ああ、良いぞ。」

納得した様子のあきらからモクに視線を移してエラ-が不思議そうに尋ねる。

「どうやって手懐けた?」

「・・・ヘリに乗れと云わないだけだ。」




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