8/22
私のこと
通り雨、私の心みたい。
気が付くと、時々ふっと泣いていて。
それがなんでなのかとか、
難しいことは考えにまとまらなくて。
でもきっと、前に誰かに言われたように、
心の中で無理してる部分が限界まで来てる。
で、膨らみ過ぎた風船みたいに。
私はだって、そもそも形が間違っていて。
だから気持ちを向ける方向も間違ってたし、
それを正そうとなんかも出来ない。
私、貴女が好き。
でも世の中は外見的なものが重要で、
視覚的に見える世界が全てで、
だから私の気持ちとか分離した心は間違ってる。
そう、教えられてきた。
貴女を好きになった後も、
この身体の一番忌むべき部分が苦しくて、
でもそれは貴女でしか解消出来なくて。
だから、私はまた泣いてる。
泣きながら懇願して、また後悔してる。
私として求めることなんて、
貴女には迷惑でしかないのにね。
激しく降り注いだ通り雨は、
ほんの数分だけ辺りを濡らして消えた。
私も、きっと、消える。
その日が来るのが恐ろしくて、待ち遠しい。
だって、私が消えたらもう貴女に迷惑を掛けない。
貴女に忘れられたら、
私はきっともう存在出来ない。
だから、そのまま無くなってしまえば良い。
そう後ろ向きに思い付いて、
貴女に伝えようとして思い留まった。
けど、それが正しかったかどうか、
それは私にはわからない。
私には、何もわからない。




