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ボクのこと  作者: るい
2/22

るいのこと

朝は早く起きる。

仕事があってもなくても、朝六時には目が覚める。

何故って、大事な人が仕事だから。

朝からおはようコールを入れて、

それでも繋がらない日はあるけど。

それでも、必要とされていることは嬉しい。


起きたのが確認出来たら、

その少し後で自分も起き上がる。

コーヒーとパンで簡単な朝食を済ませて、

いつもと同じように時間を消費する。


仕事のある朝は、

そのまま電車に乗ったり車に乗ったり。

車は運転も楽しいし、

運転しながら大好きな歌が歌えるから好き。

電車は、というか他人は嫌い。

歩きタバコをするヒト、マスクをしないヒト、

電車で足を組むヒト、横入りするヒト。

数え出したらキリが無いくらいに、他人が嫌い。


新型のウイルスが広がってたくさん人が死んで、

それでも世の中は全然良くならない。


でも自分も、

きっと世界の良くない部分の一つだから、

だから神様にお願いするときは

ちゃんと「世界を消してください」とお願いする。


でも、大好きな人はダメ。


ボクが消えたって、きっと平気。

でもお姉ちゃんはダメ、絶対に消えないで。


そんなことを考えながら、

揺られているうちに電車は目的地に着く。


最近はスマホで音楽が流せるから、

耳を塞いだまま仕事に行けるのは嬉しい。


何にも、聞きたくない。

どうせ良いことなんか、ほとんど無いから。


でもお姉ちゃんの声は別で、

嫌なことばかりの生きにくい世の中で、

それだけはボクの心を癒してくれる。


ああ、またボクの時間が終わる。


お仕事、早く終わらないかなあ。


お姉ちゃん、お話してくれるかなあ。


こわい、全部きらい。


こわいよ。




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