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私ノ残滓

作者: 唯ノ芥


言葉はいつもボクの奥底をさらって

虚しさを授けてくれるのです


どんな困難も乗り越えられると

信じる事がバカらしくなるのです



不確かな明日にボクは途方に暮れて

強さにいつも(すが)るのです


どんな人間にも弱さがあると

欲しくない答えに苛立つのです



ボクは素知らぬふりで他人の評価を気にして

ときに噂に目眩しにあうのです


心から信じられる友を持てと

確実な不可能命題に黙り込むのです



ボクは予定調和な仕事を多く任されて

自分の価値を忘れてしまったのです


世の為人の為に頑張れと

実践した人達は必ず早く消えるのです



どなたかボクに真実と誠実を

教えて頂くことはできないでしょうか?


どうも辞書や文献に書かれたものと

大きく内容が異なるもので……


どなたかボクに愛と正義を

教えて頂くことはできないでしょうか?


どうも生きてきた中でまだ

巡り合えずにいるもので……


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