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Rose  作者: 莉愛
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愛を、どうか夢まで。


『幸せって何、愛って何、教えてよ。』



ねぇ神様。もしも願いが叶うなら。


私に、幸せをください。


願いを叶えてください。


不幸せな人生なんて嫌なのよ。


だからお願い。


えぇ、そうよ、私、老いるのが怖いの。


歳をとって、醜い見た目になるのが怖いの。


ずっと夢の中に居たら、老いることは無いのかしら、なんて思うくらいには。


老いて醜い死体になるくらいなら、

美しいまま死体になりたいじゃない!


でも今の私は、若くとも美しくはないの、ないの、


私は違うの…。


だから神様お願い。


私に美しさを頂戴。


私に夢を、頂戴。

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