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生と死の象徴  作者: 楠楊つばき
暮れない都市
27/41

五月九日 飛来する太陽

 五月九日日曜日。天気は快晴。


 遅い朝食を(むさぼ)り食っていた凪人はテレビを付け、時間を持て余していた。実質一人暮らしの彼は面倒臭がりながらも最低限の家事をこなさなくてはならないため、休日になるとその反動でだらだらとする傾向がある。


「ふあぁぁ、今日は夢を見なかったな……」


 口蓋(こうがい)(すい)が直視できるほどの大きな欠伸をした彼は手を扇ぎ、汗だくになったパジャマを掴んだ。


 頭皮を爪で引っ掻きながら立ったのと同時にテレビ画面の上部が暗くなった。このテレビもついに寿命か、と軽い気持ちでいた凪人は特に気を止めず、冷蔵庫から昨日の誕生日会でもらったケーキを手にして茶の間にとんぼ返りする。


『えー、只今(ただいま)速報が入りました。本日は全国的に晴れ間となるでしょう。現在、太平洋沿岸地域では三十五度を超え……は? 三十五度? まだ五月よ?』


 テレビ画面の上に最高気温の予報がずらずらと表示されている。どうやら津波や地震速報でなく気温の警告らしい。熱中症予防のためだろうか、この方法――テロップを使用するとは異例であった。

 戸惑いを隠しきれないアナウンサーは生放送だというのに私語をかわしてしまい、耳まで赤く染めて、渡された原稿を読み上げる。


『現場と中継が繋がっています……吉原さん?』


 数秒の沈黙後、画面が切り替わった。


『はーい、吉原です。私は今、未暮市に来ています』と二十代前後と思しき若々しい女性がヘリのローター音に負けないよう、羽が擦れるような声を張り上げていた。気流が悪いのか機体が大きく揺れ、映像もぶれる。


 凪人はチョコケーキの王様と(たた)えられるザッハトルテをフォークでざっくりと切り分け、そのうちの一つを口に運んだ。


「……あ、あめぇ……吐きそう……」


 凪人は舌を出し、あらかじめ作り主から説明を受けておいた口直し用の無糖の生クリームを続けざまに食べた。それでも口の中に広がる濃厚な味わいは凪人には度が過ぎたらしい。口の中に詰め込み、我慢強く完食した凪人はテレビに顔を向けた。


『――見てください! オレンジ色の物体が宙に浮いています!』


 それは()()(ぶか)い未暮市の上空。レポーターが指差す先には発火しているミラーボールのような球体があった。炎の勢いはむしろ強くなり続け、巨大化していく。


「盛大だな……花火か?」


 他人事のようにその映像を傍観(ぼうかん)していた凪人はテレビを消し、立ち上がって縁側を目指した。カーテンを引き、窓に顔を押し付けた。


「建物に隠れているな。平屋だから仕方ねぇか」


 パジャマ姿で外出するのは躊躇ったので、(きびす)をめぐらそうとした。


『私達が生きている限り、この世は平和よ。飛来する太陽が出現するまでは……』


 奏でられた(さえず)りは、いつもの空耳。けれども今回はどこか違う。耳鳴りとともに頭痛がした。頭を押さえ、足を止めた凪人はもう一度窓から戸外を眺めた。


(飛来する太陽。そういえばあの時、好奇心に駆られて尋ねてしまった。太陽は飛ばない、と。そうしたら……『世の中には常識だけでは測れない事象が少なからず存在するのよ』と真顔で言われたな。当時は『飛来』という語彙(ごい)の意味を理解するまでにも相当な時間がかかったが……)


 凪人の左手首にはめられた腕輪が不可解な灯をともした。それに呼応するかのように彼の(ひだり)(かかと)を中心に青い線が大地を這う根のように伸びる。ただ、本人は何も気付いていない。


「さてと、もう一回探してみるか」


 今度は窓を開け、縁側すれすれの位置に立った。もわもわとした熱風が体全体に当たって猛暑を思い起こさせ、五月であることを疑ってしまう。


「…………どうして、気付かなかった? こんなに、でけーんだ、建物みたいな人工物に隠れられる訳がねぇ!」


『そうね、例えば(まゆ)が浮遊していたらどうする?』


 顔面が破壊されたように表情を引きつる凪人は呆然と上空を眺めた。彼の視線の先には町をすっぽりと飲み込んでしまいそうな巨大な太陽が鎮座(ちんざ)していた。


 一日で未暮市の気温は十数度も上昇し、真夏日となった。異変はそれだけではない。異常気象はこれから始まる悲劇の序幕にすぎなかった。



        *



 リンゴーン、リンゴーン……。空に近い時計塔の鐘が聖域に響き渡る。遅咲きのスミレ色に彩られた塔は荘厳(そうごん)というよりも、溶けていく淡雪(あわゆき)のようだった。


(いろ)()せた夢 忘れ去りしもの 輝く心 奪われゆく願い」


 天へと通じていそうな塔で詩季が歌と魂を捧げる。穢れのない肢体(したい)(まと)わりつく羽衣は天女のようであり、月からの使者を彷彿(ほうふつ)させる。


「君はそれでも歩みを止めない 強がらなくていいよ 心から君を求める」


 一人で紡がれている楽章は厚みを増し、幾つもの哀切(あいせつ)な旋律が重なる。音楽的な解釈を完璧にしていた詩季は音に意味を含ませて自身の心と共鳴させた。これこそが“共鳴の象徴”たる所以。


「触れ合う手 感じる温もり 飛び立つ君は今も居場所を探している」


 塔からは燃える繭と未暮市が一望でき、詩季と一心同体かのように鐘の音が一層強くなる。


「変えられぬ過去 生き抜く時を 未来へつなげる」


 胎児(たいじ)が母親の腹を蹴るように繭が動いた。殻を破るために内側から力を加え、誕生の瞬間を今か今かと待ち遠しいようだ。


「いつまでもここにいたい 君は頭を振った いつかきっと終わりは来るから その日まで一緒にいると――」


 両目を瞑り、一語一語に感情を込め、詩季は高らかに奏で続ける。


「離された熱き心 燃え上がる瞳は 過去さえも焦がし 真実を見つめる」


 木霊(こだま)する声は一オクターブの音を全て拾い集め、それを一箇所に集結させた。目指すは繭。今まさに人外の生物が産まれようとしているもの。繭は糸が絡み合うように一本一本を発火させ、徐々に塔へと向かっていた。


 吹き抜けの階段に風が流れ、スピーカーの役目を(にな)う塔は勢いづく。


「重ねた運命の十字架(じゅうじか) これからの望みを君と共に祈り捧げる」


 詩季の孔雀(くじゃく)(あお)の瞳が見開く瞬間に繭の動きが止まった。力を使い果たした詩季は息を荒げていたが、謳うために痰を吐いて喉の調子を整えた。昨日の雨による湿度の高い空気のお蔭で予想よりも喉の状態は良好だったため、準備を短時間で済ませた。


「降臨しちゃったね。太陽神が月の目に誘われて」


 病院服を着た未菜が最上階に赴き、詩季の隣で繭を凝視していた。詩季は小さく一礼をして、何もなかったかのように虚空へと唇を動かす。


「ご当主……さ、ま」


 やっと発せられた、か細い声量はこの清浄な聖域で意志を伝達するには十分だった。


「Καλημερα(カリメーラ) σαζ(サス).……それよりもぉ、音無は何日ぐらい持つの?」

「あ、と……一週間が、限……界……」

「むー、ギリギリかな。白浜一族の力をかき集め、その間に誰かが解決ぅ! ……してくれれば誕生だけは阻止できる。主神の登場で未暮(みくれ)の磁場も変化しているし、白浜も強化されているから、うん、だいじょぶ!」


 未暮の『未』を受け継いだ小学生は詩季の背中を擦った。 落書きだらけの壁を覆うようにして統一感のない様々な絵が飾られていた。風景画、人物画、抽象画……。どのタッチもまばらで同一人物が描いた作品ではなさそうだ。筆で描いた作品ばかりではなく、スタンプが押されているもの、スパッタリングやフロッタージュ等の技術で内側から漏れ出してくる感情を顕現(けんげん)しているものもある。



        *



「詩季……『ハウリング』を奏でたのか……」


 突然眩暈(めまい)に襲われた水車は壁に手をつき、その場に(かた)(ひざ)をついた。


「『ハウリング』?」と、水車と同じ部屋にいた利華は間髪入れずに聞き返した。


「白浜一族それぞれの弱点を突くための楽曲よ。貴女も数日前に自身の曲を耳にしたはずだわ」

「……招待された時の曲だったりして? とっても、まどろんだけど」


 頷いた水車は先程の様子が嘘のように平然と、(ほこり)をかぶったバインダーを利華に手渡した。


「それは全て、一つの周波数だけでは意味がないからで……詳しくはこれに目を通しなさい。〝鹿の子百合〟の実験データ。自動更新機能つきよ」


 利華はぱらぱらとめくり、簡単に理解できる品物(しろもの)でないと悟った。外国語が混ざり、より複雑さが増している。図は理解しやすいが、肝心の文字が解読できなければ意味はなく、どちらかというと後半の方が外国語の使用率が高い。


「随分と奥が深そうじゃん、読書好きのアタシでさえも読む気を失うほど。……けど、これを熟知できればアタシはあいつらと肩を並べられる……」


 前半部分に白浜の弱点に関する記載(きさい)があった。ざっと目を通してみると、白浜の能力は人一倍高くなる代償として、一定の周波数に弱くなる体質となる。苦手とする周波数は十人十色で規則性がない。例としては話し声の高さで衰弱する人が挙げられている。弱点とする周波数は多ければ多いほど一つにかかる負担が減るため、白浜の格はその個数で決定されるようだ。


「無論、私の意識が浮上したということは危険が(せま)っている兆候(ちょうこう)。猫の手でも借りたくなるくらい、忙しいのよ。心配は不要、私が直々に伝授(でんじゅ)するわ。白浜の力の使用方法を」

「……アタシはあんたに頼んでもいないのに助けられ、……未菜を守るチャンスを得た。なら、覚悟を決める。本当なら誰かに教えられるのは遠慮したいけど、()(ほど)きをお願いします」

「同族の(よしみ)よ、遠慮(えんりょ)会釈(えしゃく)はいらない」


 水車はそう言い、『仕事道具』――画材用具から絵筆一本と数色の絵の具を取り出して利華の前に並べた。


「その前に、貴女が一昨日(おととい)の来談者中心療法で話してくれた内容に結論を出したい。水月が提案したHTPテストや早期回想をやるまでもない。貴女の感情を白紙にぶつけなさい」

「この部屋に展示されたような絵を描け、と。そんなの朝飯前(あさめしまえ)じゃん」


 利華は適当に絵の具をパレットに搾り出し、思うが侭に筆を走らせた。その間に水車は水を用意し、利華の創作を見守った。


「描くのは難しくないんだけど……」


 ふと、利華は手を休めて水車を一瞥し、言葉を続けた。


「あんたの通称って言いにくいからさ、本名はなに? あんたって、遠藤水月でなさそうだし……容姿は(うり)(ふた)つだけど」

「水月は適応規制をするために生み出された人格で、母に偽装された名。所謂(いわゆる)偽名。本名は……白浜(しらはま)水車(すいしゃ)

「水車……ぷっ、あはははははっ」


 腹の皮がよじれるほど利華は笑い、筆を置いて床を叩き始めた。


「その反応は予想の範疇(はんちゅう)にある。流石(さすが)に〝ミー〟という一人称を体に覚えさせるのは苦労したけれども」

「あはは……はは……も、もしかしてあの性格って計算されていた? あの振る舞いも全て?」

御名答(ごめいとう)。母は私に関するデータを改ざん、あるいは消去した。恐らく、白浜のデータベースを(のぞ)いたとしても写真等の個人を特定できるものはない。右翼(うよく)達のデータベースから消去するのは命がけだったらしいが……」


 と水車は語尾を濁し、紅茶を注いで(すす)った。その隣で利華は眉間(みけん)にしわをよせる。


「うわー何か、めちゃくちゃ恐ろしくなってきた。うう……寒気(さむけ)がする」

()(しゃ)(ぶる)い? 貴女もその性格が板についてきたわね」

「なっ……! これがアタシの()よ!」

「性格には生まれつきの気質と、その後の環境によってつくられる性格があり、後者の社会的性格と役割性格は変えやすいと言われている。それでも貴女が胸を張れるならば、眼帯を外して見せなさい。封印された貴女の右目を。失明と暗示付けられた青い瞳を」


 利華は手を握り締め、悩みを振り切ったかのように眼帯を外した。右のまぶたは(がん)(けん)下垂(かすい)の状態で、その奥にはガラス球のような眼球がはまっていた。琥珀と青、色違いの目が利華に神秘性を付加させる。


虹彩(こうさい)異色症(いしょくしょう)でなく人為的なものね。……そう、これが神の逆麟(ぎゃくりん)に触れた原因。黄色を帯びた色と青の瞳は差し詰め『ダイヤモンドの瞳』ね。私は金剛石(こんごうせき)という呼び方のほうが好きよ」


 興味津々(きょうみしんしん)の水車は利華の眼帯に触れて肌触りを確かめ、(ふところ)からルーペを出して観察している。


「眼帯を組成する糸に金剛石が絡まっている。特別製ね。これが覚醒(かくせい)の抑止力となり、ここまで時期を引き延ばさせた。……利華」


 真剣な表情で名前を呼ばれ、利華は飛び跳ねた。


「な、なによ……」

「最近、奇妙な出来事があったはずよ」

「えっ、決め付け!?」

「外から何かしらの力が加わらない限り、私は貴女が同族であることに気付けなかった。水月は微弱な反応で()けに出たのよ」

「んー……思い当たる節は幾つかある。体に走る痛みとか。右目は頻繁(ひんぱん)にあったけど……珍しかったのは、あの時かな」

「それはいつ? 何時何分何秒?」


 平板な口調の反対に視線は鋭く、利華は監視されているような気分になりながら答える。


「手品の時にカードを触れた時だった、ような」

「やはり……彼ね。これで辻褄(つじつま)が合う」


 水車は利華に背を向けて、胸のつかえが下りたような顔をした。


「利華、貴女には重役を任せる。〝紫苑〟と(つい)になれる、唯一(ゆいいつ)無二(むに)の存在として」


 部屋の隅っこの方、他の絵に埋もれるようにして一枚の淡い人物画があった。特徴を捉えたその絵は利華の安らかな寝顔だった。



        *



 薬品の匂いが立ち込める暗室で〝タンジー〟は無我夢中で作業に(いそ)しんでいた。


「〝ガーベラ〟のDNAの採取完了。〝鹿の子百合〟と照合します」


 自身が機械であるかのように情を捨て、機械だけを見つめていた。お互いに機械同士で友達だと言い張るような動作は人懐っこさを鑑みられない。


「照合率から判断し、親子ではないと思われます」

「……ご苦労だなぁ、もう朝だぜー」


 間抜けな声を上げた〝南天〟が窓から視線を離さずに言った。閉めっきりの室内は快適なのか、お尻から根が生えているかのように実用的なアームチェアに(こし)()け、〝タンジー〟を一顧(いっこ)だにしない。


「つっ……つい、のめり込んでしまった! 僕としたことが……不覚(ふかく)

「つい、じゃないぜ。昨夜〝ガーベラ〟を取り逃がして大目玉を食らったんだからさ、侵入者を判別しないといけないんだよなー」

「あ、あれは生体反応がなかったス! お手上げスよ! 降参スよ! まるで化け物っスよ!」

「その口調、職務怠慢は許されないからどうにかしよーな」

「言葉遣いでアッチとコッチを分けるなんて無理っス! 僕は所詮、単細胞ですよーだ」


 という〝タンジー〟の抗弁も〝南天〟の耳には届かなかった。


「気分転換に外を見てみろ。あかーい第二の太陽がこんにちはをしているサ」


 肩を落とした〝タンジー〟は言われたとおりブラインドを巻き上げた。


「なーんにもありませんよ。バルーンみたいな物体が浮いているぐらいで」

「誰が裸眼で見ろと命令した? さっさとゴーグルをつけろや。ハニーの技術は寄生されずに白浜と等しい能力を得るためだろ?」

「……おおーっ、すげー、でっけぇー! あれは、どうなっているんだ? うっとりするっス……僕にもあんな事が実現できたらなぁ」


 目をきらきらと輝かせ、大仰(おおぎょう)な反応をした〝タンジー〟は幼児に戻ったかのように、はしゃいでいた。


「おひょーっ……でも実際、本物の太陽がここまで近づいたら人間は絶滅ですかねー。約五十億年後に太陽が地球を飲み込むっていう説はありますけどぉ。僕にはとーおい未来スね」

「白浜のデータベースにアクセスしたが、こんな現象は前代未聞らしい。さっきから寒気のような、熱を奪われる感じがあるんだけどなー。君はどうサ」

「僕は元気が(みなぎ)っていまス! 熱くなって、僕の手も興奮過ぎて止まらないくらいっス! どんな機械操作もどーんと来ーい。僕が友達になってやるー」

「羨ましいぜ。〝ジギタリス〟が泡吹いて、目ぇまわして『ないないないない』煩いのにサ。オレの偉業をもう一度思い出させないとな~」

「……マスターは〝マリーゴールド〟の捜索を続行しますか?」

「でひゃひゃ……未暮学園のハニー達を一挙に調べられる方法はないかなー」

「あったら謹慎(きんしん)処分(しょぶん)スよ。試しに〝月下美人〟に協力を求めたらどうですか?」

「彼女はプライドの高い優等生サ。霧生でなかったら、なぁんの価値もない。恫喝(どうかつ)すれば服従するって」

「言い切っちゃいましたねー。僕は彼女よりも身長が低いことが悩みの種っスよ」


 二人はお互いを見やり、せせら笑った。





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