表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

1機目:デウス=シドリーヌ

「そういえば、デウスに序列ってあるの?」


俺がコックピットの中から問いかける

今はデウスを探しているの状況

要は暇である


『一応ありますよ

下から名無し、悪魔の名前を冠する72機、

感情系、7つの大罪系、そして神

あ、私は感情系ですね!』


なんて話をしているとレーダーに反応があった


『反応がありましたね!近くに降下して様子を見てみましょうか。』


「相手がどんな奴かってのを見極めないといけないしな」


デウスに気づかれないように静かに着陸をした

そこから3分ほど歩くと街が見えてくる

いや、正確に言えば街だったものかもしれないな

建物は崩壊し、そこらじゅうで人が死んでいる

しかし人が全滅した訳ではないようで、道にいた老人に話しかけた。


「そこのお爺さん、少しいいですか?。」


「み、水…水をくれ…」


老人に水を飲ませ、話を聞いた


「昔この街はとても栄えていてのう…食が豊かで適度な職に適度な娯楽…まるで理想郷…街は笑顔に溢れておった…

しかしあやつが来た瞬間その理想郷は砕けた!オガとシドリーヌってやつが荒らして回ったのさ!」


「オガとシドリーヌね…ありがとお爺さん!」


お爺さんから離れ、アニマスに話しかけた


「なあアニマス、どっちがデウスかわかるか?」


『シドリーヌの方ですね デウス=シドリーヌ 悪魔の名を冠する機体の一機で元の名はシトリー 契約者の制欲を高め、契約者とは別の性別の人間を魅了してこう…ね?』


「なるほどね…そういや街で女を一切見ないような?死体の1つや2つあってもおかしくないのに」


『おそらくシドリーヌに魅了されてどこかに集められているのでしょう』


「あれじゃね?」


少し遠くに館が見えた

とても大きくとても派手だ


『あれですね。レーダーにもあそこにいると反応しています』


「どうやって入る?柵でも飛び越えて行くか?」


『私に乗って殴ったほうが早いですよ?』


「被害がでかいしバレるだろ」


ということで、潜入することにした

館を少し歩いていた時

異臭がし始める

人が死んだような臭いではない

甘ったるいような臭い

俺は思わずタオルで鼻を抑えた


「何この匂い…あっま」


鼻を抑えながら匂いが強くなる方へと進んでいく

すると、一つの部屋の前についた

話し声が聞こえる


『この街も女が少なくなってきたなぁ…』


『貴方が誰彼構わず貪るからでしょう?』


『そうだけどよぉ』


『私には手を出さないのに』


この会話が聞こえた瞬間

俺は近くにある壺を落としてしまった


ガシャァァンと大きな音を立てて


『誰だ!』


『私が様子をみてきます』


俺は走り出した

とにかく全力で

後ろから『待ちなさい!』と声が聞こえても

振り返らずに走った

シドリーヌにばれた俺はアニマスのところに逃げ出した


「アニマス!あいつらにバレたやるしかない!」


『了解です!さぁ私の中に』


「しゃあやるぞ!」



アニマスに乗った俺は館に向かい

館を殴ってみた


「硬った!?」


『守護領域ですか…確かにデウスなら誰でも使えますがそれにしても硬いですね』


「えっお前も使えるの?」


『もちろんじゃないですか!』


「えっ先に言ってくれん?」


そんな会話をしているとデウスが出てきた


『来ました!シドリーヌです!』


屋敷の近くから出てきたシドリーヌが切り掛かってくる


『私の楽園を壊す愚か者が!貴様は何者だ!』


『私はデウス=アニマス!貴方を殺しにきた者です!』


シドリーヌの剣をアストラで防ぎ、斬り合う

剣と刀が混じり合い激しい火花をあげる


『貴様なんぞに楽園を壊されてたまるか!』


両者一方も引かない剣撃 激しい鍔迫り合いの末に


シドリーヌの剣が折れた


『この私の剣が!貴様ァ!』


シドリーヌは武器を失った

しかしシドリーヌが止まる様子は無く

こちらに殴りかかってくる

その拳を避け、足を切り落とす


『まだ…死ねない…!オガを…救うまで…』


シドリーヌは背面にあるブースタを限界まで稼働させ飛んでくる


『負けられない!』


シドリーヌの装甲は所々剥がれ内部が剥き出しになっており、

フレームがみえ、内部のコードなどが露出し、今にも壊れそうになっていた


「あんなになってまで戦うなんて…」


『シドリーヌ…一つ教えてあげましょう…オガはもう死にましたよ』


『なっ!?そんな訳が…そんな訳がないだろ!』


『館の方を見てみてください」


『そんな…なぜこんな…』


館は崩れ、元の形が分からぬほど壊れていた。


『貴様が…貴様がぁ!』


『もう良いです…さよなら』


アニマスがアストラでシドリーヌの軌道炉を貫いた

コアとも言えるその部分を貫かれたシドリーヌは力なく崩れていく

そしてシドリーヌの目から光が消えた


『1体目の片付けが終わりましたね』


「なんか弱かった気がする」


『もともと戦闘用じゃ無いですから』


「なるほどなぁ」


『さて、次のデウスのところに行きましょうか』


「そうだな」


と、次のデウスを探しにブースターを起動した瞬間


ドギュゥゥゥン


と凄まじい音と激しい閃光を出しアニマスが撃たれた

間一髪のところで回避したので撃たれたのは右腕だった


『狙撃…!?』


「あそこからだ!」


弾が飛んできたところを見てみれば

蒼狐の姿があった


『あの機体は確か国家間連合の…?』


「確か蒼狐だったか…あんな遠距離から攻撃できるのか!」


『とにかく今は逃げましょう!』


俺はブースターを全開にし、全力で逃げ出した





──────???──────


「こちらskull 目標を逃した」


『そうか…お前は帰投しろ』


「了解」


アニマスの右腕を撃ち抜いたパイロットがブースターを起動し、帰投する


(あのデウス…狙撃を見て回避した?…ううん気のせいか)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ