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神が生まれた日

これは続くといいなって思います。

よろしくお願いします

『♪〜』

古びたカセットテープ式サウンドプレイヤーから流れる曲

曲を聴き、布団に寝転がる少年が1人

少年は1人涙を流した

声を上げることもなく静かに


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


時は遡り十五年前

人類はとある機械を発掘する

人類はその機械にデウスと名付けた


デウスは仲間を呼ぶようにとある機械音を流した

すると、デウスが各地で自ら地面から這い上がってきた

そして、デウスたちは宇宙へと飛んで行った

宇宙へと飛ぶ前に1機のデウスが告げる

『我々は全て合わせ300機いる

 我々は自分がふさわしいと思った人間にのみ乗ることを許す』


そこから十年たった

デウスに選ばれたものたちは15人ほどしかいなかった

デウスに選ばれたものは国で保護され

戦争の道具として使われた……


さらに三年が経過した

各国は国としての機能を保てぬほどに荒らされていた

デウスに選ばれた者たちが国に対して謀反を起こしたのだ


もちろん国も対抗したが、結果はお察し

デウスには砲弾は愚か 核すら効かないのだ

デウスに対抗できるのはデウスだけ

しかしデウスはデウス同士で協力し、国を潰して回った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「……嫌なことを思い出した」

そうして少年は眠りについた


次の日

「まぁ、国がこんな状態だから学校がないのはいいかもな」

少年は崩壊した世界を眺め、呟く


少年が道を歩いていると、自分のサウンドプレイヤーのサイズのカセットテープを見つける。

「なんだこれ? 俺のカセットテープと同型か?」

少年はカセットテープを拾い、家に帰る

そして、いつものように昼食を作る。

「今月の配給は米1キロと芋3キロか……結構配給でもらえる量が増えてきたな。」

昼食をとった少年は、カセットテープに視線を向ける。

「しっかしこれはなんなんだ。何も書いてねぇ」

そのカセットテープは黒色で、おそらく何かが書いてあったであろう痕跡はあるが、

かすんで読めない。

「ま、聞いてみれば分かるだろ」

少年はサウンドプレイヤーにカセットテープを差し、聞いてみることにした。

すると、


『ザ……ザザ……聞こえますか?このカセットテープを拾った人間……聞こえるのならこの言葉を空に向けて告げて下さい……憎悪するもの(アニマス)と!……ザザ……』


「なんだこりゃ不気味だな」

少年は不気味に思ったが,試してみることにした

「なんだっけ?空に向けて? 憎悪するもの(アニマス)


すると、晴天の空が黒い雲で覆われ、赤い稲妻が少年の前に落ちた

そして、雷の中からデウスが現れた

「貴方があのカセットテープを拾った人間ですね?」

デウスは少年に問いかける

「あぁ、そうだけど…君は?」

「これは申し訳ない…私の名はデウス=アニマス 他のデウスを滅ぼすために宇宙から降りてきました。

突然ですが私と契約して下さい!」


「え、えぇ…」

俺は困惑した

急にデウスが降ってきて、しかも契約を持ちかけられた。

そもそも今の時代にデウスと契約したら自分の身に何が起きるかわからないし

そんな茨な道を歩く勇気は俺にはなかった。


「えぇ…じゃないです!暴走してる15機のデウスを片付けないと私帰れないんですよ!せめて家に住ませて下さい!」


話を聞いた所このデウスはデウスの中でもかなり地位が高いらしく、

半ば暴走状態のデウスを殺してこい。と王に言われたようだ


同情はするがうちにこんなでかいロボを置いておくことはできない

だから引き取ってもらおうと思ったのだが…


「ふふ〜んその顔!私のデカさが邪魔だと考えてますね?私達は体を縮めることができるのです!」


まるで心を読んだかのような答えだ

「はぁ…わかった 家には置いてやる」

「あ、ありがとうございます!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なんだかんだで1週間過ぎた

最近気づいたのだがデウスにも性別というものがあるらしい

で、あいつは女だ

人間サイズになると体も人間のようになるらしい

しかし機械なのは変わらない様であいつは食事を必要としない。

食糧難の今には助かる


しかし問題点はここからだ

問題と言ってもたった一つなのだが

あいつには羞恥心が無いらしい

だからと言ってほぼ人間の体なのに

裸で家の中を歩くのはやめろと注意しておいた

でも

「服嫌いですし!そんな機械にコーフンするような変態なんですか?」

と言われてしまった…お前人間の女より美人なことに気づいてんのか?

ということで服を着せてみた。

服どっから出てきたんだって?俺の趣味は裁縫なのだ!

でも今回は大変だったぜ!なんせあいつからの指定はメイド服だったからな!

どこで知ったんだよ…と思いながら縫いましたよ!5ヶ月ぐらいかかった…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今日テレビをつけたらニュースが流れた

どうやら国家間連合が新しい兵器を作ったようだ。


名を蒼狐 デウスをも凌駕する性能を持っているらしい

その証拠に、二機のデウスを殺している

と、テレビで流れた

そして、今地球上に存在しているデウスを1機も残さず殺し尽くすと


俺には関係ないとも思ったが、俺は今アニマスを匿っていることに気づいた。

これは俺も死ぬ可能性ができた…まぁ今のあいつはほぼ人間だし大丈夫か!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


悲報 匿っているのがバレる

いやぁなんでばれたんでしょうねぇ

ま、多分他のやつに見られたんだろうな

いやー迂闊だったね!

で、今外に軍隊がいます

明らかにやばいじゃん…「さっさと出てこい!」とか言われてるし

アニマス助けてくれぇ…お前デウスなんだろ?って言ったら

「契約しないと倒せないですぅ」

って言われたよちくしょう

どうやら、契約しないと本来の力の10分の1しか出ないみたいだ


「しゃーない契約するか」


「よしきた!手を出して下さい少年!」


少年は言われた通りに手を出した


「指紋スキャン成功 続いて眼球スキャン成功」


淡々と行われる契約は1分程で終わった


「随分と早かったな」


「他の人ならもっと早かったんですけどね」


「とりあえず外の奴らをボコしに行くか!」


「了解です!縮小機能解除 武装ロック解除 全軌道炉起動 ステルスモード起動」


すると、小さな状態であったアニマスがデカく、透明になった

そしてアニマスがこちらに手を差し伸べてきた


『さぁ少年!私の中に!』


「その言い方なんかやだ」


アニマスは自分の中に少年を入れると説明を始めた


『少年の前にあるのが操縦桿で、足のところにあるのがアクセルとブレーキです!操縦桿のところにあるボタンは武装選択や武装を使う時に使います!』


「アニマス、今の武装は何がある」


『実体刀{アストラプスィテ} エネルギーライフル {クィ・パルキト・マリス・ノケト・ボニス}です!』


「名前が長い!アストラとマリスな!」


『えぇ…』


「さーて周りの奴ら殲滅するか」


『はい!』


会話を終えた少年たちは蒼狐を殲滅しにかかった


「蒼狐は全部で5機か…」


『余裕ですね』


俺は油断している蒼狐を後ろから一突きしコックピットらしきものを切り裂いた

そして蒼狐の1機をだるまにして放置し

もう一機切り裂きさらにもう一機をマリスで撃ち

残った蒼狐は、頭を飛ばし腕を切り足を潰しコックピットを貫いた

そしてだるまにした機体のコックピットをこじ開け、

なぜここが判ったのかなどを聞いた


バレた原因は通りかかった人間が通報したかららしい

ですよねー

ちなみにそれ以外の情報は取れなかった

そして用済みとなったためその兵士を殺した


「契約しちゃったしデウス沈静化させるのに協力してやるよ」


『ありがとうございます!』


そしてここから逃げ出した



本当はステルスモードなかったんですけど

「えっ蒼狐にバレるじゃん」となって急遽入れました

読み直しって大事だね

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