ライトハーテッドの日
今日はライトハーテッドの日。テッドは何をしたいだろうか。
「テッド。今日は何がしたい?」
「そうだなぁ。みんなのために昼ごはんにグラタンとオニオンスープを作ってやりたいんだ。みんな食べたがってたからな。だから、神父様に頼んで、リア様と一緒に作りたい」
「まあ!もちろんよ!」
「ありがとうな、リア様」
みんなのためにお昼ご飯を作ってあげたいなんて、なんて可愛い!天使!尊い!愛おしい!
「じゃあ早速神父様にお願いしましょうか」
「おう!」
ということで神父様の元へ行きます。
「神父様!みんなのために昼ごはんにグラタンとオニオンスープを作ってやりたいんだ。みんな食べたがってたからな。だから、リア様と一緒に作りたい。ダメか?」
「おやおや。もちろん大丈夫ですよ。では、お昼ご飯はお二人にお任せしますね」
「はい、任せてください!」
「大船に乗ったつもりでいてくれ!」
ということでキッチンに向かいます。
「まずは椎茸と玉ねぎを切って」
「はいよ!」
「マカロニを茹でて」
「はいよ!」
「フライパンに油を入れて弱めの中火で熱し、鶏肉を入れて箸でほぐしながら炒めて」
「はい!」
うんうん、テッドは上手ね。
「塩こしょうで下味をつけて」
「はい!」
「鶏肉を一分ほど炒め、続けて玉ねぎを加え、さらに一分半ほど炒めます」
「おう!」
「小麦粉をフライパン全体にふりかけるように入れ、バターも加え、炒めた具材とともに、フライパンの中でそのままホワイトソースを作って」
「え、いいのか?そんなんで」
「いいのよ。フライパンについた粉も具材にからませつつ、白っぽい色合いがなくなるまで火にかけます。そうなれば牛乳を三回に分けて投入して」
不思議そうだが言うことは聞いてくれるテッド。
「ふんふん」
「火を少し強め、箸で全体をやさしく混ぜながら、具材と牛乳をなじませて」
「それで?」
「少しずつ牛乳を加えて、ホワイトソースが沸いてくれば弱火にして火にかけて」
「うん」
「ゆでておいたマカロニを入れ、ほぐし混ぜればグラタンのホワイトソースはOK」
「うん」
よしよし、あとちょっと。
「で、耐熱容器に移してピザ用チーズを広げて、トースターでこんがりと焼き色がつけば完成!」
「おお!」
「オニオンスープも作っちゃおうか」
「ああ!」
そしてオニオンスープも作る。
「出来たー!」
「やったね!」
「早速みんなで食べようぜ!」
「ええ」
二人で作ったお昼ご飯は大好評でした。こうしてライトハーテッドの日は無事に終わりました。今日もテッドが可愛くてとても心がほっこりしました。