表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/56

ライトハーテッドの日

今日はライトハーテッドの日。テッドは何をしたいだろうか。


「テッド。今日は何がしたい?」


「そうだなぁ。みんなのために昼ごはんにグラタンとオニオンスープを作ってやりたいんだ。みんな食べたがってたからな。だから、神父様に頼んで、リア様と一緒に作りたい」


「まあ!もちろんよ!」


「ありがとうな、リア様」


みんなのためにお昼ご飯を作ってあげたいなんて、なんて可愛い!天使!尊い!愛おしい!


「じゃあ早速神父様にお願いしましょうか」


「おう!」


ということで神父様の元へ行きます。


「神父様!みんなのために昼ごはんにグラタンとオニオンスープを作ってやりたいんだ。みんな食べたがってたからな。だから、リア様と一緒に作りたい。ダメか?」


「おやおや。もちろん大丈夫ですよ。では、お昼ご飯はお二人にお任せしますね」


「はい、任せてください!」


「大船に乗ったつもりでいてくれ!」


ということでキッチンに向かいます。


「まずは椎茸と玉ねぎを切って」


「はいよ!」


「マカロニを茹でて」


「はいよ!」


「フライパンに油を入れて弱めの中火で熱し、鶏肉を入れて箸でほぐしながら炒めて」


「はい!」


うんうん、テッドは上手ね。


「塩こしょうで下味をつけて」


「はい!」


「鶏肉を一分ほど炒め、続けて玉ねぎを加え、さらに一分半ほど炒めます」


「おう!」


「小麦粉をフライパン全体にふりかけるように入れ、バターも加え、炒めた具材とともに、フライパンの中でそのままホワイトソースを作って」


「え、いいのか?そんなんで」


「いいのよ。フライパンについた粉も具材にからませつつ、白っぽい色合いがなくなるまで火にかけます。そうなれば牛乳を三回に分けて投入して」


不思議そうだが言うことは聞いてくれるテッド。


「ふんふん」


「火を少し強め、箸で全体をやさしく混ぜながら、具材と牛乳をなじませて」


「それで?」


「少しずつ牛乳を加えて、ホワイトソースが沸いてくれば弱火にして火にかけて」


「うん」


「ゆでておいたマカロニを入れ、ほぐし混ぜればグラタンのホワイトソースはOK」


「うん」


よしよし、あとちょっと。


「で、耐熱容器に移してピザ用チーズを広げて、トースターでこんがりと焼き色がつけば完成!」


「おお!」


「オニオンスープも作っちゃおうか」


「ああ!」


そしてオニオンスープも作る。


「出来たー!」


「やったね!」


「早速みんなで食べようぜ!」


「ええ」


二人で作ったお昼ご飯は大好評でした。こうしてライトハーテッドの日は無事に終わりました。今日もテッドが可愛くてとても心がほっこりしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ