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楽しい誕生日会の後
「楽しいお時間をありがとうございます、リア様」
「いえ、こちらこそありがとうございます。ジェネラス神父様のおかげでいつも子供達は幸せそうです」
「いえ、私よりもリア様のおかげでしょう」
ジェネラス神父様は謙遜なさる。
「私なんてなにも…ジェネラス神父様は本当に子供達のことを考えてくださっていて、子供達もジェネラス神父様だから心を開いているのです」
「ふふ、ありがとうございます。けれど子供達への思いは、リア様の方が強いでしょう」
「それは…」
ショタっ子好きなだけです、とは言えず。
「…ふふ、好きな気持ちだけは確かに負けないかもしれません」
「でしょう?…これからも、チャイルドパラダイスをよろしくお願いします」
「もちろんです!では失礼しますね」
「ええ、おやすみなさい」
「おやすみなさい」
こうしてジェネラス神父様のお誕生日も楽しく終わった。




