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雪合戦

冬です!雪です!雪合戦です!


ということで子供達とジェネラス神父様と一緒に中庭に出て雪合戦をします。もちろん私とジェネラス神父様も、子供達も防寒対策はバッチリです!


「それっ!」


ぼすん。


「わあああ!」


「顔面ヒット!やったぜ!」


ティザーがミドに顔面ヒットさせます。


「ぼ、僕だって…えいっ」


ぼすん。


「おっと!やったな!」


ミドはテッドの背中にぽすっと当てます。


「ほらっ」


「わわっ」


ぼすん。


「おっと」


テッドの雪玉はミドが避けたらカイに当たりました。


「当たっちゃったか。ガード!それ!」


「よっと」


ぼすん。


「あー、当たった」


カイはガードを狙いましたが避けられてティザーに当たります。


「リト、リアがピンチだぞ」


「えっ!」


ぼすん。


「嘘でしたー!」


ガードはリトに顔面ヒットさせます。さすが容赦無い。


「…この!」


リトは怒って雪玉の山をガードにぶん投げまくりますがガードはひょいと避けてしまいます。さすがガード。


「うふふ。私も混ぜてちょうだいな」


私も背後からガードを狙いました。ガードは不意打ちのせいで上手く避けられず背中に当たります。ぼすん。


「リア!狡いぞ!」


「だからリア様!」


「ふふふ、では私も参加しましょう」


テッドに素早く雪玉を当てるジェネラス神父様。さすがに早い。テッドも避けきれずに当たります。ぼすん。


「やったな神父様!」


いつのまにか私とジェネラス神父様とリト対他の子供達の構図になり雪合戦を全力で楽しみます。


「ガード!そこにカエルが!」


「えっ」


ぼすん。


「嘘に決まってるだろ!」


「えっ、えいっ」


ぼすん。


「きゃあ!当たってしまったわ!」


「ほらほら、こちらですよ」


「神父様はやっ」


ぼすん。


「ふふふ、先手必勝ですよ」


「後ろとった!」


「おや」


ぼすん。


「やったぜ!」


「さすがティザー君ですね」


「おっと」


「おや、カイ君は避けるのが上手ですね」


ぼすん。


「か、代わりに当たっちゃった…」


「そんなに落ち込むなよ、ほら、リア様を包囲するぞ」


「う、うん」


「なんだと!?させるか!」


ぼすん。


「わわっ」


「リトは本当にリア様が好きだなっと!」


ぼすん。


「ふん。包囲するなら先に僕を包囲するんだな」


「言ったな?」


「リト君、援護しますよ」


ぼすん。


「おっとっと」


「神父様の援護は狡いだろー?」


「包囲の方が狡いだろ!」


「私も加勢するわ!えいっ」


ぼすん。


「当たっちゃったか」


「うふふ。当てちゃった!」


「リア様、すごいです!」


「ありがとう、リト」


こうしてお昼になるまでずっと雪合戦をして遊びました。

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