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お月見

秋です!お月見です!


ということで今からお月見団子をみんなで作ります。


「ジェネラス神父様。毎度のことですがお付き合いありがとうございます」


「いえいえ、とんでもない。おかげで子供達が退屈せずに済んでいます。ありがとうございます」


「なあリア、団子ってこんなサイズ?」


「リア様って呼べってば!」


「ええ、上手ね、ガード」


お団子作りをするショタっ子もまた愛おしい…!


「リア様!僕のはどうですか!?」


「リトのもとっても上手よ」


「よかったです!」


「リア様。こんな感じですか?」


「ええ、カイも上手ね」


みんな上手だなぁ。


「リア様!でかい団子を作ってもいいか?」


「うふふ。ええ、少しなら大丈夫よ」


「リア様…どうしても歪になっちゃう…」


「味があっていいじゃない。ね?」


むしろその方が可愛いと思う。ミーは可愛い。天使。


「ミー、ハート型になってるじゃないか!むしろすごいぞ!」


「あら、本当。この向きならハートね、可愛い」


「…あ、本当。よ、よかった」


「よかったですね、ミー君」


お団子作りをしている子供達が天使過ぎてちょっと困ります。可愛い。尊い。神よ、感謝致します。


「さあ、お団子も用意したし、お月見をしましょう!」


「おー!」


ということで一番月が見えやすい中庭でお月見です。


「わー、本当に綺麗な満月だな!」


「ええ、ガード。今日は十三夜だもの」


「十五夜も楽しかったですが、十三夜も楽しいですね」


「ええ、カイ。片月見にならずに済んで良かったわ」


「でも、リア様の方がもっと綺麗ですよ」


「もう、リトったら」


冗談も上手なんだから。


「いや、リア様。多分リトは本気で言ってる」


「え?」


「はい、そうですよ」


にこにこ笑顔のリト。え、天使。


「はい、お月見泥棒だぜ!ほら、ミーの分」


「わあ、ありがとう、ティザー」


ああもうみんな天使じゃないですか尊い。


「では私もお月見泥棒させていただきますね。…美味しいお団子ですね」


ジェネラス神父様も楽しんでくださって何よりです。


こうしてみんなでお月見を楽しみました。

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