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覚醒しました。

ズギャァァァァァァアン!!

自分が“覚醒”したと自覚し”カッ!”と目を見開いた私の背景にはそんな効果音が浮き出ていた・・・・に・・・・違いない。


私はシンシア・ボートン、10歳、しがない子爵家の3女である。

目を見開いてベッドでボーゼンとしている私が何に覚醒したかって?

…自分の前世を思い出したのだ。

日本で36才、バリバリバリバリ働いててほぼ社畜だった会社員だったことを。


エエエエエエー…異世界転生キタコレ?まじか?


…ベッドの上でぐるぐる考えてみる

ちょぉーーーーっと冷静になろうか、私。


1.家柄はしがない子爵家

2.父はいたって普通の事務管理職(文官)

3.私はスーパー美少女ではない

4.ここは剣と魔法の世界か? 魔法の存在はまだ知らない。。→要検証


エエエエエエエーーー

……むくりとベットから起き上がる

シンシアの記憶がしっかりあるので部屋の中で戸惑うことはない、

カーテンを引くと、空はほんのり色づいた頃だー明け方かな?

さてさて、鏡で自分の容姿をちゃんと確認しよう。

うん、追加;

5.私は銀髪でも金髪でもない、あえて言うならブルネット、

6.瞳が紫とか金とかすんごい色でもない、どうがんばってもヘーゼル寄り?の・・茶色い瞳だ。

うん。。別に容姿がすぐれているわけではない。。。

大事なことだから2度言ってみた。

見苦しくはないが10人並み・・・・

(家族も別に…ブでも美でも…自主規制)

そもそも前世の記憶を自覚したタイミングが、別に神様的なものに会ったとか水に落っこちたとか熱出したとか事故にあったとか!なんか特別なイベントじゃなかったことも!

もしかして・・・・・

と言うか私死んだのか?

・・う”ーん・・・死んだんだろうなぁ。。しかし覚えていないんだよな・・・トラックにはねられた記憶はないが・・それか過労死かな・・・ でも神様的なものに遭遇したイベントとかも・・・ないんだが。。。

いろいろうんうん考えていたら、誰かががドアをノックして入ってくる、メイドだ!

フォおおおお!メイド来たーと思ったが、シンシアである私が動揺するとおかしい、

取り乱し(メイドに喜び)そうになったのは一瞬で、すぐに平常心を取り戻しスチャッとベッドに飛び戻った私を誰か褒めて欲しい。


そんなこんなで、中身36歳社会人の経験値と観察眼をフル活用し!数日ほど自分が転生したと思われる世界を観察してみた。

まず、この世界は魔法の世界ではないっぽい。フツーに薪で火を起こしたり、ロウソク使ったり物理の世界だった。


チッ。どうせ異世界なら魔法とかぶっ放してみたかった。。

若干期待しながらひとりドキドキ部屋で「ステータス」とか唱えて何も起きなかったときの恥ずかしさよ・・・・

ぐぬぬぬ・・・誰も見ていないし気づいていないからいいけど!


そして家族だが、辺境伯のところに淑女修行に行っている長女は平凡顔、学園に通っている兄もこれまた平凡顔、あ、3歳年下のくるくる巻き毛の弟は天使か?!と言いたいくらい可愛いんだが、この年くらいの男の子って、大体可愛いんだよね・・

ちなみに、父も母も安心安全の平凡顔である。

邸宅の使用人(数人しかいないけどねっ!)にちょーっと誘導尋問的なものかましてみたけど、家族の誰も特筆すべき天才とか、武力とか、そんなものは一ミクロンもなさそうだった。。。

エエエエエー・・・

普通なの?!私のチート設定とかないのかーっ!?

かーーーっかーーーーっかーーーーっ 

という私の心の叫びがその日ボートン邸に・・・響き渡った・・・と信じたい。。。。



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