汚い湧き水は風で消えて
これは詩なのか小説なのか……。
自分でもよくわからないまま、書いてみました。
読んで頂けると嬉しいです。
青草色の葉が夕陽にあたり色付く
僕は1人見つめる
この先の空を
下を見ればキリがなくて
暗い色ばかり
ならせめて上だけ向いて
明るい色を見ていたい
もっと欲しいとか
もっと行きたいとか
欲は水のように溢れ出すよね
川の湧き水のようにキレイじゃないのに
1人公園のベンチに座る僕の目先にはボートに乗ってはしゃぐ男女。
自分もいつかあんなに素直に笑える日がくるんだろうか。
笑い合える人が現れるのだろうか。
YESともNOともはっきりした返事はしないまま
風はやわらかく僕の髪や服を揺らした。
読んで頂いてありがとうございました。