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木の実に転生  作者: B.Branch
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さよなら、木の実生。

妖精のレンちゃんは魔法が使える。

この子天才!!


風と水の魔法が使えるらしい。

生まれたばかりなのにいろいろ知っている。

野生?の本能だろうか?


なので今は二人で魔法の特訓中。

私も試してみたら風も水も土とかも使えた。

ついでに火とかも出せた。

あとは回復の魔法とかかな?

そうだよね、魔法ってこういうのですよね!

石を積むことじゃないよね!


風を動かす。

ぐるぐる動かしていると竜巻になりそうだったのでとめる。

風圧でカッターになりそうだが傷つけていいものが見当たらない。


水を出して凍らせてみる。

土をボコっと盛り上げる。

火を出す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私、魔法の才能ないね。

クリエイティブな発想ができません。


それに引き換えレンちゃんは天才です。

水の結界とか作ってます。

あと風で遠くの音が拾えたりするんですって。

賢い子だね。


『カリンママ見て〜』

レンちゃんが風を操って花の胞子を飛ばしています。

『キレイだね〜レンちゃん天才!えらい!』

『へへ〜』


嬉しそうにはしゃいでレンちゃんが風の力を強める。

胞子がブワッと空中を舞い、とても幻想的だ。


『お〜』

と感心していると、ますます風が強くなっていく。

さすがに危ないので止めましょうか。


『レ・・・』

ヒュンッッ




あ、落ちた。

何が?私が。


レンちゃんの起こした突風が、黄金の実に直撃。


短い木の実生でした。

さようなら。


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