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粒子

作者: 束間由一

 私は薄暗い部屋で透明な球体の中にある小さな粒達を見ていた。

 まだ、それらは互いに固まることなく浮遊と移動を繰り返している。


 窓の外に視線を移す。

 透明なガラスの先には美しい夜の街並みが広がる。

 かつて、バラバラだったものが、今は互いに光を放っている。


 この孤独な粒達も、いずれは互いを求め、宇宙を作り上げるのだろう。

 だけど、今はまだ粒子のまま。いつ、その姿を変えるだろうか?


 その時が来るのを、私はとても楽しみにしている。 



 




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― 新着の感想 ―
[一言] 粒子、みえないから、イメージできるんですよね
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