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デビルマン OVA 誕生編、 妖鳥シレーヌ編

 他のエッセイでも書いたからまずはこれから。


【作品紹介】

 他のと勘違いされないように、まずはリンクを貼ります。

 もう既に終わっていて申し訳ないですが、私も今知って悔しい想いをしています。

https://youtu.be/qVFEiys2cp0?feature=shared


 デビルマンなんて皆知ってるよね。

 という思い込みにより説明を省いて投稿してしまいましたが、追記しときます。

 デビルマンは人間の世界で甦ろうとする悪魔達に対し、悪魔と合体しても心が乗っ取られない程の強靭な精神力を持つ主人公が、悪魔の勇者と合体して悪魔の力を手に入れ、悪魔と戦う物語です。



【出会いと今】

 私がこの作品に出会ったのは学生時代。

 あの頃の私はアニメが大好きでレンタルビデオ店に入り浸っていました。

 何か良いアニメは無いかなと探す日々。

 何個か出会ったけれど、その内の一つがデビルマンの永井豪総指揮OVA。

 最近AmazonPrimeで息子と共に見直してもやはりダントツに素晴らしいと感じました。

 息子も「えげつないけどメチャクチャ格好いい。トラウマにはなりそう」という感想を述べていました。


【ひたすら推す】

 上でも書きましたが、この作品を見てまず思うのは「えげつない」だと思います。

 でも、だからこそ悪魔性を感じられます。

 斬られた肉体の断面のリアルさ、潰れた時の内臓を含めたグチャグチャさ、そして悪魔と合体した主人公に宿った悪魔的暴力への衝動。

 敵を倒す時のデビルマンの容赦のなさというか、殺し方(あえて倒し方とは書かない)が敵の悪魔よりも貴方の方がえげつないよねとツッコミたくなります。


 それくらい、主人公は人間なのに悪魔なんです。


 こうやって書くと、ただ気持ち悪いだけのOVAと思われるかもしれませんが、それだけでは勿論ありません。

 それだけリアルに描かれていても見てしまう程の美しさがそこにあるんです。

 肉体美、映像美、写実美、色々あると思います。

 そんな中で、私がこの作品で推したいのは肉体美とモーション美です。

 動きがリアルかつ滑らか。

 どこが作製したとか把握せずに書いてしまいますが、スタジオジブリに負けてないと思います。

 そして肉体美。


 アニメを見ていて素になる瞬間って皆さんありませんか?

 私はあります。

 それは『違和感を感じた時』です。例えば。


 主人公が正面から横を向くと耳の位置がズレた。

 キャラの目の焦点が合ってない。

 指が均等に付いてない。

 足を踏ん張っている筈なのに影を見ると地面から浮いてる。

 服の皺のでき方が不自然。


 等々。そういう時にすんっとなります。

 毎週放送するアニメだから仕方ないとか、そう言い聞かせて見ることになります。(そんな中でも素晴らしいアニメはあるけれども)

 でもだからこそOVAはちゃんとしたアニメを観たい自分がいるんです。


 そんな自分を満足させてくれる内の一つがこのデビルマンなのです。

 すんっとなる時間はありません。

 少し序章が長めなので、そこで気が逸れることはあるかもしれませんが、物語が進むにつれてのめり込みます。気付いたら1時間経ってます。

 見るとこ多すぎなんですよね。

 「うわっ、ここ最高! カッケー!」と思ってる間に次々と展開して終わります。

 終わっちゃった……と思わせてくれる良作です。 

 3作目欲しいのに出なかった(涙)


 2作目のシレーヌは敵ながら少し応援したくなります。

 デビルマンが悪魔的過ぎて敵の方がまともに見える不思議空間を感じられます。

 最後はもうなんというか、ねえ。

 観た方はわかってくれると思いますが、ちょっと……言葉を失います。


 こんなことを書いているとまた観たくなってきました。

 我が家にはまだ小学生が居るので下手に見せると良くないのでコソコソしないといけない。

 デビルマンを観るためには工夫が必要なんですが、それもまた「観たいのに観れない!」というジレンマで作品を盛り上げてかれているかもしれません(笑)


 早くもう一回観たいなあ。

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