転生者と転生者
「だいじょうぶか?」
...あっけにとられていた。だってあいつは、
「俺の帽子のおかげだな!」
そう、あいつは自分の帽子を使って「これ」を真っ二つにしていたのだ。
...いや、なんでだよ。もっといいやつあっただろ。
「おい、だいじょぶか?」
「俺は聞きたい。」
「お、お?なんだ?」
「君は転生者か?」
「...」
「ちがうのか?」
「...そうだが?」
...いやなぜそんな目でこっちを見る?
「この世界に他に転生者は来たことあるのか?」
....あ、こいつ俺のことこの世界の住民だと認識してやがる
「ああ。」
嘘はついていない。俺も転生者である。もしかしたらこいつのほうが先に転生してるかもしれないがしったこっちゃない。
「...そうか」
...きまず。
「それでそいつはどんなやつだった?」
「ん?ん?」
「いやー、そいつの能力気になるんだよな。好きなやつ選べるから」
...こんなやつに俺の能力教えたら終わるなこれ
「い、いやー俺知らないわ。だってこれたまに出てくる噂のやつだから」
「そうか、それじゃしょうがない」
...こいつには申し訳ない。
「なあ君、 」
「...なんだ?」
「俺ここがどこかわからないんだけど近くに街ってある?」
...俺が今探してんねん!!
どうする?俺が知らないって言ったらこの世界の住民か疑われちまう。だからといって知っていると言ってデタラメなこと言ったら後でやられそうだ...
「おい、大丈夫か?」
なんだー、なんでそんなに焦ってるん、だ...
「おい、おい!!」
今日の日記 今日はゲームをしました。ゲームをしすぎると罪悪感がすごかったです