突然の当然の状況
うん。なにもない。
「こっからどうせっちゅーねーん!!」
...あ、つい叫んでしまった。やばいな。
周りに敵がいないかを確認した。
「うーん、何か遠くから黒い謎の物体が近づいているように見えるな」
...見間違いではないかもしれない。
「それ」は、着々と俺に近づいてきている。
「まずいな」
...転生して、一日立たずに死にそうとか笑えなすぎて笑えるんだが?
「くそ、こんなことになるなら適当な能力をお願いしなければよかった」
一か八かで聞いてみるか。
「AI、黒い謎の物体が迫ってきてるんだけどどうすればいい?」
(黒い物体が迫ってきているときのたいしょほう)
お、きたか?
(1.鈴を鳴らす
2.ゆっくりと後進する
3.どうしょうもなくなったら逃げる
万が一怪我した場合は、119番...)
「いや。それ絶対くまから逃げるためのやつやん!!」
やっぱり使えなかった。てかなんでAIにしたんだ。スマホとかのほうがまだ使えただろうに。
「あ」
...黒いなにかが飛び上がった。
「\(^o^)/オワタ」
...最後ぐらいふざけさせてくれよ
俺が絶望に襲われているときだった。
その黒い物体が真っ二つに割れた。
僕の好きな歌手が有名なアニメのオープニング歌ってるのを見て発狂しました。(そこまでではない)