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老後人生曼荼羅草紙  39度の猛暑の中、老いとともに生きるだけ。

作者: 舜風人



余りの猛暑に辟易する日々が続きますね


39度ですよ


こんな猛暑が続くってもはや


異常事態でしょうね




わたしが少年だったころ


夏でもせいぜい30度くらいでしたからね


ある意味、すがすがしい夏でしたよね


太陽は優しく照りつけていて


今のような39度以上という危険性はなかったしね


小川で遊び


野山で遊び


それは楽しい夏休みでしたからね




でもいまや


真夏の外出などは危険という猛暑ですからね


そもそも39度という


気象庁発表のおんどとは


百葉箱の中の気温が39度ということであり


実際の街中の日照温度は


49度くらいですからね


照り返しもありますし正に危険そのものです


日中の外出は危険です




そういう異常な夏の猛暑で


老人はもう、へとへとですよ


生きてるだけでやっとですよ




まあできることといえば


クーラーつけて家にいるしかありませんからね




こんな猛暑でどうしたらいいのか




どうにもできません


クーラーつけて家にいるしかありません




穏やかに生きたい


心静かに生きたい




でもこの猛暑は老人たちを苦しめるだけですね




じゃあどうしたらいいというのでしょうか。




まあさっきも言ったように


クーラーつけて熱射病にならないように家にいるしかありません




家で何する?


読書


テレビ


ブログ


ネット閲覧




なにか趣味のこと






でもこれといってすることもない老人も多いのです


それがまあ老人の実態でしょうね


ぼけーっといるだけの老人が多いのです




たしかに持病があったり


足が不自由だったり


認知症だったり


痛みやマヒがある老人も多いから


何もできないというのもわかりますよね。




そういう老人にとっては


まあ家で漫然と過ごすしかないというのが現実でしょうね。




じゃあもっと元気な老人はどうしたらいいのか?


猛暑では老人サークルだって行くのも命がけ?だしね


運動


ウオーキング


ジョギング


散歩だって


キケンですよ


止めた方がいいですよ




結局


クーラーつけて家でいるしかないのが現実なのです




だからまああまり自分を責めないで


いたわりましょうよ




あなたのせいじゃないんだから




この猛暑がいけないんだから


あなたにはどうにもできないんだからね


70才


80才の老人にとっては


いまのありのままな自分を




そのままで 受け入れる




許す




認める




しかないでしょ?




そうして日々を送るしかないでしょ。




猛暑をせめても無意味だし




まあ早く秋が来ることを祈るしかないでしょ。




70才


80才の老人にとっては


この猛暑の日々を


まあ


受け流して?


かわして


そらして


意に関せず


クーラーの部屋で




のんびり過ごすしかないよね




穏やかに


心穏やかにね


そう


穏やかに


穏やかにね

















































































































































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