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七話 レベル上げと、ホブゴブリン戦

PV200突破ありがとうございます!!

…11階層に来たわけだが…ここに来てゴブリンか。人型な分、倒す度に精神が削られそうだな。まぁ、元人間であろうスケルトンを殺してる時点でもう関係ないか。


だが、ファンタジー最弱格のゴブリン。昨日スケルトンのボスを倒した報酬も、使うことはなさそうだな。ちなみに、報酬でもらった装備は胸当てで、能力はこんな感じだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名称:軽戦士の胸当て

説明:軽戦士の職業を持つ者が初期の頃につける胸当て。素早さを少しだけ増加してくれる。

効果:VIT+5、AGI+3

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


…行動速度上昇の効果が一番嬉しい。行動速度が上がるってことは、攻撃をする速さも、防御をする速さも全部上がるってことだしな。それだけで戦闘能力上昇につながる。


さぁ、15階層までの攻略を進めていくか。


〜2時間後〜

…結論から言うと、ゴブリンは以外に強かった。普通の子供と同じくらいの速さを持っているし、ゴブリン自体も意外と小さいから、かなり当てるのがむずい。


しかも、12層からは、コイツラが複数で出てくる。なんとかガントレットで受け止めて対応することができたが、ボスはこいつの上位互換の可能性が高い。しばらくはここらへんでレベルを上げる必要がありそうだな。


じゃ、ゴブリン狩りの始まりだ!


〜5日後〜

ゴブリンを一日100体倒し続けた結果、レベルは種族レベルが12、職業レベルが10まで上がった。これが今のステータスだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆名称:月城柊羽  ◆種族:人間 Lv12  

◆職業:見習い格闘家 Lv10


◆ステータス

HP 70/70  MP 36/36

STR:54(+2)  

VIT:27(+12)  

AGI:59(+3)  

DEX:52  

INT:48  

MND:27  

LUK:50


◆所持SP:38


◆スキル:〈武術系スキル〉

    ・格闘術Lv1 ・蹴術Lv1 

    〈武術補助系スキル〉

    ・回避Lv1 ・見切りLv1

    〈魔法系スキル〉

    ・雷魔法Lv1

    〈その他〉

    ・解析Lv1 ・鑑定Lv1

取得可能スキル一覧▼


◆取得済みアーツ

なし


◆装備

武器:メタルガントレット

サブ装備:なし

頭装備:なし

体装備:軽戦士の胸当て

腕装備:メタルガントレット

脚装備:なし

アクセサリー:なし

      :なし

      :なし


◆進行中のシナリオ

『忘れられし者』詳細▼

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


攻撃力と素早さ、器用さは高いが…前回と変わらず防御力のステータスは低いな。これぞ紙防御というものか。


さて…レベルも上げたし、15階層のボスを倒すか。と、言うわけで、15階層前のボス部屋前に来た。5階層と10階層でも開けた重いドアを開けて、その先に広がっている広場に行く。


そこにいたのは、普通のゴブリンよりも少し大きな緑色を皮膚のモンスター。ホブゴブリンとかいうやつだろうか。こういうとき相手のステータスとか見れるものがあれば……ん?俺、解析スキル持ってたよな?


…解析スキル発動っと。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆名称:なし  ◆種族:ホブゴブリンLv10  

◆職業:剣士Lv5

◆ステータス

レベル不足のため、閲覧できません。


◆装備

レベル不足のため、表示できません。


◆スキル

レベル不足のため、閲覧できません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ふむ、まぁ、まだレベル1だし、こんなもんか。便利だし、後でレベルを上げておくとするか。だが、鑑定は普通にアイテムの効果とか見ることができたよな?違いはなんだ?


ヒュッ!キンッ!


「人が考え事をしている間に攻撃してくるとは、酷くないかな?」


ドゴッ!


「ギッ!?」


ホブゴブリンの腹に拳がクリーンヒット。しかし、ゴブリンが軽く吹き飛ぶような攻撃を受けてもあまり吹っ飛ばないのか。さすがは上位種だな。


「ギャッ!」


ホブゴブリンがもう一度突っ込んできた。結構遅めか?多分、防御と攻撃寄りのステータスなんかな?…だったら、絶対勝てるな。なんせ…


キンッ!


「後は、攻撃を受け止めつつぶん殴ってくだけだしな」


ドゴン!


今度はホブゴブリンの横っ腹に蹴りが入った。流石に痛そうにしてんな。ただ…本当にダメージとか食らってんのか?これ。


…体力、見えるようにするか。解析にスキルポイントを振ってっと。…後でって言ってたじゃないかって?ちゃんと後でやってるじゃないか。俺はいつやるとか一切言っていないしな。


…一人で何やってんだろうな、俺。


〈告、スキル『解析』のレベルが上がりました〉


スキルポイントは…2減ったな。必要なスキルポイントが増えるわけではないのか?まぁいいや、敵のステータスはっと。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆名称:なし  ◆種族:ホブゴブリンLv10  

◆職業:剣士Lv5


◆ステータス

HP 36/50  MP 10/10

STR:50  

VIT:40  

AGI:25  

DEX:25(+10)  

INT:10  

MND:35  

LUK:10


◆装備

レベル不足のため、表示できません。


◆スキル

レベル不足のため、閲覧できません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


…一発7ダメージっくらいか。だとしたら、合計8発当てたら倒せるな。今2発あてたから…あと6発か。なら、カウンターでもそんなに時間はかからないか。


そうしてカウンターを続けていって、5分後。ホブゴブリンは、口から血を吐き出して息絶えた。

楽しんでいただけたでしょうか。誤字脱字があった場合は、指摘をお願いいたします。極力ないようにしていますが、自分でも気づかない間違いがあったりしますので。



以下、ステータス表記に関する説明です。ゲーム好きの人には必要ないと思いますが、一応です。

STR…物理攻撃力   VIT…物理防御力  AGI…素早さ   DEX…器用さ  INT…魔法攻撃力

MND…魔法防御力   LUK…運   SP…スキルポイント


なお、主人公が普通にカウンターできてる理由ですが、スキルの見切りが働いている+主人公の才能の相乗効果です。平和な世界のままだったら絶対に活躍しなかったであろう、持ち前の戦闘スキルですね。

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