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【連載】最強の殺し屋「アゲハ」  作者: 愛子(あこ)
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その3

私はとりあえず午前の修行に戻ることにした。体が重い。思うように動けない。「たった1ヶ月でこれ程動けなくなるのか。」私は痛感した。それと、1ヶ月経っても将棋で誰にも勝てない。


私は全ての行動において頭を使うようになった。修行の時もいかに体に負担をかけずに動くか、無駄の無い動きはなにか。沢山考えるようになった。それから私の動きは変わった。体が軽い。無駄がない。まさに理想的な動きだった。


将棋でも成果がで始めた。凌也には百発百中で勝てるようになった。その他にも達吉たつきち、ぜん、秀平しゅうへいにも勝てるようになった。ちなみにこの3人は棟梁の次に将棋が強いらしい。


「乃々葉、話がある。」


久々棟梁に呼ばれる。妙に緊張する。


「お前少し分かってきたな。何事にも頭を使うのだ。1つ1つの行動においてもだ。お前には素質がある。天性のものがな。」


「私は殺し屋にはなれない。なりたくない。ただ術は身につけたい。これは本心だ。棟梁、私にも教えてくれ。」


「みっちり叩き込んでやる。」


嬉しそうに棟梁は言った。

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