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アネハヅル
ツルの中でも
一番小さなアネハヅルが
一番高いヒマラヤの山を越えていく
ゴツゴツした岩肌に
身をぶつけ削らせ
それでも、なお
神秘の風を待つ
風を逃したアネハヅルは
群れから一羽逸れて
羽根を弱らせ
それでも、なお
目指すは故郷
翔べ!アネハヅルよ
あなたの姿が
とこしえの希望となる
跳べ!アネハヅルよ
小さなツルよ
天の風はあなたと共にある
ヒマラヤの山を越えるのは
あと、もう少し
あと、少し
翔べ!アネハヅルよ
あなたの姿が
とこしえの希望となる
跳べ!アネハヅルよ
小さなツルよ
天の風はあなたと共にある