歩くオアシスさん
オアシスさんが街を歩けば
その街は栄えるのでした。
オアシスさんが微笑めば
その三キロ圏内や
もはや世界全体の光が微笑むのでした。
オアシスさんは
明るく楽天的な人でした。
ほとんどの人がマイナス70と感じるものさえ
プラス70か、もっといきますと
とんでもないプラスにする力を持っておられました。
オアシスさんは何度か疑われました。
このような調子で。
「あなたは何故あのような危険な街に行くのですか?あなたもそちら側の人なんですか?」
オアシスさんが言いました。
「全ての人や街で、ようやく、一人の人間と一つの街です。余裕がある人は、私のように積極的に行動していきましょうね。渇いた土地にも、いつかは、恵みの雨が必ず降り、泉も湧くものです。」
オアシスさんは
雨を降らせたり
嵐を鎮める力を持っておられました。
天候を操れたのです。
それだけの備えや鍛練も前世からしてきた人でした。
ある遠い国で山火事になってしまいました。
オアシスさんは、ある遠い国の友人に頼まれて
その山に雨を降らせて
山火事の被害を最小限に抑えることに成功しました。
オアシスさんは思いました。
流行り病もそうだけど、自然災害も、私達人間側の生活習慣向上の為に起きている。私達は、何らかの愛の大きな存在によって、日々育てられ、導かれている。
このように、オアシスさんは思いました。
それからやっぱり
オアシスさんが
砂漠や荒野に行けば
そこにはオアシスが誕生するのでした。