出会い
「あっし~、待った」
いつもの聞きなれた声に振り返る まずい、すはらだ
「あっ」
すはらは、みゆをカマキリを獲物を狩るような、視線で見つめる
「この子、誰」
村上はしらないみたいで、みゆにツッコミを入れた
「しってるぅ~みゆじゃん あんたなんで、瀬戸君と話してるの」
すはらは大きな目をきっちりわたしに、にらみつけ冷酷な目でセリフを語る
「みゆが告白からにげて、きたんだと」
おれはなんとか場を和ませるため ほほ笑んだ
「お似合いじゃん たしかあのぶ男」
「武井ね」
にやりと、すはらは笑った
「人間は、吊り合ってるのと、つきあうべきよ」
嫌な笑いをしてバカにするようにセルフをはいた
また、すはらの悪いところを見てしまった それが、なければいい子なのだが
「たとえばぁ~瀬戸君とわたしとかね」
すると、すはら、は、おれに姿勢を向け 猫なれ声で色気送る
「自分の顔を鏡で、見てみろ」
村上もヤジを飛ばす
「わるいけどあなたとわたしたちじゃあ、格差ちがうの、わかるよね」
すはらは顔を向け みゆをみつめたまま邪魔するなと言う目線で語った
「おまえらいいすぎだ」
急に瀬戸君が怒り表情で大声を急にあげた
あわてて、みゆは走り去った「あぁ~どこか いっちゃった」
悪女なった、すはらは、にやけ顔で、みゆに顔をむけた
「あっしーなんで、あの子に肩もつの?」
「あまえら こそ そこまでいじめなくても、いいじゃないか もっと仲良くやれよ」
おれは久々にあいつらの悪女な態度には嫌気が、した
おれは、その後は、無言で、久々にひとりで、帰宅した
オレンジジュースみたいな湖をゆっくり眺めて
俺は自転車をゆっくり滑走して、考えごとをしていた
きっと、みゆは立ち直れないかもな
べつにすはら言うとおり、みゆのことが、好きでたまらないってことはないただ、おれが原因で女子が、傷つくのは、もう見たくない きっと今ごろ涙を流す想像をするだけで、罪悪感で、心が痛む
明日見かけたら、すはらがどういっても、やさしく声かけてやろう
そう湖に誓い湖をまるで横断するかのように橋を滑走した




