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彼女の手に白百合を  作者: 曽良
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純白

 六年前の三月の某日、新聞は全紙同じ話題に一面が割かれた。その日から一ヶ月ほどワイドショーや報道番組ではその事件を追い続けたが、政治家の汚職問題や教師のパワハラ問題などの勃発によって次第に忘れ去られていった。

 同級生がいなくなった。僕が住んでいたのは山中にある村で警察は遭難と考え山を捜索し続けたが、その山はあまりに広大かつ人の手が入っていなすぎた。結局、遺体発見は叶わず捜索は打ち切られた。未だに彼女の両親は彼女の生存を信じ続けている。

 そして上京することが決まっていた僕は半年前、彼女を見つけようと決心した。自分が彼女が生きていると信じていたかはわからなかった。


 

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