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ストーカー系男子が色々頑張る話  作者: すとれりちあ
15/20

15.へんじんたちのいるところ

かなり更新が遅れました

 次の日。俺は赤川が一人でいるところを見計らって話しかけた。

「赤川さん、昨日の【七つもない不思議】の続き、教えてもらえる?」

 すると、赤川はハッとした顔になって、

「ごめん、私もあの続きはまだ知らないの。」

 と答えた。

 まあここで俺のささやかな非日常は終わり、また淡々とした日常生活が始まるのだった。


 後で噂に聞いた話だと、この【七つもない不思議】は実はちゃんと七つあり、代々先輩から卒業の時に教えてもらうものらしい。それまでは各々が自分で探すか、噂や情報網を頼りに探し当てるという。

 ちなみに先輩の力を借りず自分達だけで全ての【七つもない不思議】を知り、無事【七不思議】を完成させた者は何かが起こるといわれているが、真偽は定かではない。

 俺も探し当ててみたいが、頼る当ても度量もないので、俺の所属する合唱部の先輩あたりから教えてもらおうと思う。


 合唱部はよく言えば個性的、悪く言えば変人の集いだ。もちろん俺もその中の一人である。いや、部活自体はまじめにやっている。休み時間や空き時間の変人度が高いのだ。

 しかしそれでいてやるときは本気でやる、なかなかおもしろい部である。


 先輩達なら何か知っているだろうと思うので、早速今日の放課後の練習で聞いてみることにした。

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