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短編・詩 全般

掌の中

作者: 些稚 絃羽

それはまるで、藁を掴む様な。



少し手を広げるだけでいつの間にか手に入ったりして。



それでいてちゃんと掴んでいないと風に飛ばされていったりして。



それでも赤子の小さな手でも。



おばあちゃんのか弱い手でも。



誰もが手にする権利があって。



でも欲を出して沢山持とうとすると。



するする手から零れ落ちていく。



だから細い細い、強く握ると萎れてしまうそれを。



大切に大切に。



優しく守っていきたい。



幸せってきっと、そういうものだね。


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