甘いコーヒー
掲載日:2011/12/24
彼女は紅茶なら砂糖は大さじ2杯。
気分が悪いと更に1杯。
より気分が悪くならないのだろうか。
コーヒーを淹れたので彼女にも渡す。
勿論砂糖の量も抜かりない。
「ありがとう。」
直後、彼女が吹いた。
吹き出した。僕をターゲットに。
「げほっ…何これ!? 砂糖ちゃんと入れてよ!」
とりあえず顔を洗う。
彼女はひと騒ぎしたあと砂糖を大さじ2杯追加した。
「全くもう…。 はいタオル。」
「…本当に大丈夫なの?病気になるよそれ。」
だが彼女は胸を張り太らない体質だから、といった。
彼女の体をまじまじと眺める。
確かに流れる様な滑らかな体で、たるんでる所は見当たらない。
…ただ一つ問題があってたるみがなさ過ぎたばかりにたるみも必要な所までもが滑らかになってしまっている。
「何じろじろ見てんのよ。」
彼女がじとっとした目付きで僕を見てきた。
黒の中に薄っすら茶色がかっている髪につり目。
背丈は160cm中盤程。
「ごめんね、体の線が綺麗だなっておもって。」
「キモイから止めてそういうの。」
昔からだから慣れてるとは言え彼女の口撃力の高さに泣かされる。
「はぁ、甘いのは良いわね。落ち着く。」
「そう? 僕は甘いと落ち着かないけど。」
2人してほぅっと溜息をついた。




