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第2話|掲示は更新されていた

玄関脇の掲示板に、昨日はなかった紙が貼られていた。

内容は具体的で、期限だけが曖昧だった。

誰が決めたのかは書かれておらず、問い合わせ先もない。

人は立ち止まり、少し読んでから歩き出す。

剥がされることも、書き足されることもないまま、

紙は風にめくれ、情報だけが残った。

対応は各自に委ねられているらしい。

誰も声に出して確認しない。

それが合意なのかは、判断されないままだった。

それでも午後には、通路の流れがわずかに変わっていた。

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