依頼人
「宇宙冒険者組合Bランクリーナ・ラック参上しました」
「依頼人のネロ・ラットさんだ」
「よろしくお願いします、この前はありがとうございました」
ファズ支部長の紹介に依頼人の男性商人のネロが丁寧に頭を下げる
「こちらこそよろしくお願いします」
「よろしく頼みます」
「よろしく頼む」
リーナ達も頭も下げ挨拶もほどほどに宇宙船に依頼人を案内する
「では再確認しますが目的地は惑星マヌにネロさんとこちらの積荷の護送ですね」
「はい、惑星マヌまでお願いします運ぶ物は私とこの商品の食料です
積み込みありがとうございます」
「結構大量だなあ」
「そうね、ふう」
テキパキとリーナ達は確認と積み込みを終え出発は明日という事になったのだがネロは少し話がしたいとリーナとミーツを食堂に呼んだ
すっとネロはリーナにウイスキーを差し出す
「あの…………今は……特に危機もなく……戦闘の必要もなさそうですし……」
リーナは断ろうとしたがネロは
「その……戦ってる時のリーナさんと話したくて……」
「あ〜、はい、そういうね、レオナを呼ぶわね」
ほら飲んでとミーツは訳が分からなそうなリーナにウイスキーを一気に呷らせる
「惚れたのなら悪い事は言わないから……辞めときな」
「違いますよ……!」
たまにいるのである戦っているレオナに心奪われてしまう人間が
わかってるからと優しく語りかける間にレオナが出てくる
「いい酒だ……お前、気に入ったぜ!大船に乗ったつもりでいな!」
「あ、ありがとうございます」
違うといいつつレオナが出てきたら顔を赤くするネロにひたすら絡むレオナ
「何か食べますか?」
「いいのか?」
「ネロさん、奢っていいとこ見せようって言うなら覚悟したほうが」
覚悟はあると返したネロ
なら遠慮は要らないなといい食いまくるレオナ
ネロは財布は軽くなったがレオナの美味しそうに食べる姿を見て嬉しそうにしていたという
本日もありがとうございました




