宇宙の彼方の片隅で
懲りずに不法投棄4作目
世界観は刷新のはず
「くたばれや!オラァ!」
少し背が高めでスタイルのいいシスター服を着ている顔は金髪翠眼美少女が似つかわしくない汚い言葉と笑顔と共にリボルバーの二丁拳銃の片割れから魔力の弾丸を放ち頭をぶち抜いて中身をぶちまけさせる
「幾ら悪党でもやり過ぎですよ!幾ら飲まなきゃ戦えなくて性格変わると言っても!毎回毎回スプラッタ!レオナ!聞いてる?」
二丁拳銃が光と共に姿を変えてこちらは黒髪ウルフカットの少し金髪翠眼の女性より身長とスタイルは控えめだが良い女性になりレオナと呼んだ少女に小言を言う
「さーせんさーせん、とりあえず終わったからリーナに変わる……ふう……」
煩わしそうに謝りながらもコーヒーを啜る金髪少女
それを全くもうと言いつつ見守る黒髪少女
「……あ、あぁ、また、尊き命が失われて……あう……みるも無残に……」
「ほんとに温度差どうなってるんだが……酒を飲んだら戦闘マシーン、普段は大人しい少女なのに……」
空を仰いで呆れながらも報告の為に通信装置を起動すると圧縮された装置が展開されたのでリーナと前に並ぶ
「こちら、宇宙冒険者組合所属Bランク、リーナ・ラック、ミーツ・ユウです
依頼された指名手配者ですが抵抗激しく射殺しました」
「こちら、宇宙冒険者組合カンタレラ支部報告を承りました、報酬は指定の口座にお疲れ様でした」
2人は機械音声とのやりとりを終えて一息つく
「では悪いのですがミーツ」
「いつものね、お付き合いしましょうリーナ」
手慣れた様子で頭をぶち抜いた指名手配者を手早く埋葬し弔う
「「リ・カート」」
彼女達の言葉で締めて弔いを終え宇宙船に戻る二人
「ただいま帰りました、マーベリック」
「ただいま、マーベリック」
2人は全長35メートルの自分達の宇宙船に帰投し留守番の人形ロボットに挨拶をする
「おかえりなさい二人とも異常はないぜ?帰って来ると思ったから飯はやっといたぜ」
2人はありがとうといい夕食にありつくのであった
これはアルコール摂取で戦闘マシーンに豹変する金髪翠眼美少女とその武器のガン・エンジェルのミーツ・ユウと2人の宇宙船のパイロットロボット、マーベリックの冒険譚である
読者の皆様にはまた私の不法投棄に付き合って貰います
よろしくお願いします