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花の巡りに

作者: 陸 なるみ


大切なものがどうでもいいものになる

重要だったことが面倒くさいことに変わる

どれだけ失えば

私は私でなくなるのだろう?


足を踏みしめて留まっているつもりでも

地滑りは防ぎようがない

崩れゆくものは自信

壊れるのは心

中身の衰えは

どれだけ外に響いているのか

それに合わせて

他者は背を向けるのか


私の中の花が散る

この季節のこの日の彩りは

二度と戻らない


来年の梅、来年の桜、来年の藤

私は愛でることができるのだろうか?


外は百花繚乱の薫風

その中に立ち視線を浴びる

勇気はもう見つけられない


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― 新着の感想 ―
[良い点] 来年の桜をまた見ることが出来るのだろうか。 桜が咲いて、散る度にそう思ってしまいます。 [一言] 今大切にしていることをいつまでも大切にしたい。 そういう心忘れないようにしたいと考えてい…
2024/05/27 18:55 退会済み
管理
[一言] 陸さま…!! ありがとうございます! 葉っぱさんは、若い葉っぱを出してきたなと思ったら、黄色い方は取れてしまいました。。生え変わりでしょうか…。危険を察したのでしょうか。 確かに朝日の直射…
[良い点] >来年の梅、来年の桜、来年の藤 私は愛でることができるのだろうか? 私は最近毎日、希○念慮よりさらに上のものをよく考えていまして。で、今私のところでは純白なテッポウユリが咲き乱れているの…
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