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星よ永遠に  作者: えあてぃー
5/12

星よ永遠に5話

京子と健二郎さんが帰った後、義母達と一緒にパーティーの片付けを済ませた。するとやっと凛の沐浴の時間になった。「ダメ!私がやるの!!」「いいや!俺だ!恋の時は1番手はあげただろう?だから今回は俺が1番にやるんだ!」「でもあなた恋の時、落としそうになったでしょ!危険よ!」「それは恋の時の話だろ!あれから俺だってできるようになったさ!」そんなくだらない言い合いをしていると、恋が泣き出した「うぇぇぇぇぇん!!!」ハッと恋を見る。「ごめんね、恋、そうだよね、ママたちの喧嘩なんてやーよね?ごめんね。」「恋ー、パパ達が悪かった!ごめんなー。」私たちが謝ると恋はへへっと笑った。あー!ほんっっと可愛い!「じゃあ今日はママが入れたらどう?」お義母さまが言った。「そうだね、類よりは安心だ。」お義父さまも同意した。「しょうがないな、じゃあワセリン塗ったりするのは俺がやるからな!」「うん!分かった!恋ー、ちょっと待っててねー。」

ベビーバスを準備し、ぬるめのお湯も入れた。恋の時は最初、お湯をとても怖がっていた。だから一応、と思い、凛のお腹に布をかける。「気持ちいいねー!」と、声をかけながら顔、頭、首、胸、お腹、股、手足、背中、おしりの順に、優しく洗った。凛はとても気持ちよさそうにしていた。最後に、上がり湯をかけて、タオルで体を拭いた。「はぁい、あとはパパにやってもらうからねー!」凛を類に預け、類は手際よく保湿している。その間に、「お義母さまー!恋を連れて来てください!」「はぁい。」そう、恋もお風呂に入れるのだ。恋を洗う前に、まずは私の体を洗う。それが終わって、恋を洗った。湯船に入れると、とてもほっとした。恋はとても大人しい子で、イタズラなんかもしない。なんなら体がおかしいのでは!?と思うぐらい動いたりしないのだ。クレヨンなどで絵を描いたりするが、ちゃんと紙に描いて、どこも汚さない、本当に私の子?と思うぐらい。15分ほど温まると、「そろそろ恋もパパの所行こうか〜」抱っこして湯船から出て「類〜、恋も出るよ〜!」「リョーかいっ!」元気よく脱衣所まで走って来た。「もう、走らなくていいって!危ないじゃん!」「ごめんごめん、さぁ恋〜おいで〜」恋を類に預ける。「私もうちょっとお風呂入るね〜」「あぁ!ゆっくりしな!」

この1人でお風呂に入る時間は、結構ゆっくりできる。何せ家の中は戦場だからね。


お風呂から出て、髪を乾かすと、もう20時を回っていた。恋もウトウトしていた。「お義母さま達は今日泊まっていきますか?」「そうねぇ。泊まろうかしら。」「じゃあお布団準備しますね!」「いいのよ、美羽ちゃん!自分たちでできるから、恋ちゃん達を寝かせてあげなさい?」「そ、そうですか、ではお言葉に甘えて。おやすみなさい。」「はぁい、おやすみ。」こうして、怒涛の1日が終わった。

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