星よ永遠に4話
「マーマ!マーマ!」この子が娘の恋だ、最近喋りだした。二重でお肌は雪のように真っ白。目もクリクリしてて、とても小さくてかわいい私たちの星。
「ごめんねー!恋、誕生日当日におめでとう言えなくて。本当に1歳の誕生日おめでとう!」恋の誕生日は、凛が産まれた日で、1年違いなのだ。
「さぁ、パーティーを始めましょ!」義母は手際よく準備し始める。「すぐに用意できるから、美羽ちゃんもゆっくりしてなさい。類!お前はちゃんと荷物片付けるんだよ!」「俺もゆっくりしたいんだけど」「あんたは美羽ちゃんの旦那でしょ!美羽ちゃん疲れてるのわかんないの!?」「そうだぞ類!お母さんの言う通りだ!美羽さんをいたわってやれよ?」「あらーやっぱりモテる男、健二郎さんは違うわね!」「分かったから、2人して攻撃しないでくれー!」ドタバタと旦那は荷物の片付けを始めた。「おぎゃーおぎゃー!」「あら!凛どうしたの?お乳?オムツ?」「私やっとくから恋ちゃんと遊んであげてー!」「あ、ありがとう、京子!」「恋ー、ママと遊ぼーか!」「にんぎょ!にんぎょ!」「にんぎょ?、、あぁお人形さんね!はーいクマさんかな?ウサギさんかな?それともリスさんかな?」「ウシャ!」ウサギの人形を出して恋と遊ぶ。本当に久しぶりだ。「あ、そうだ、大事なこと忘れてた!京子、凛こっちに連れてきてくれる?」「はいよー!」「恋ー、恋の弟!恋はお姉ちゃんになったんだよー!」「ねぇ、ね?」「そう、ねぇね!」「そして!凛ー!恋お姉ちゃんだよー!」凛は恋をじーっと見ている。「この子なんだろう?って思ってるのかな??かーわいい!」京子も凛に夢中だった。「用意出来たから恋の誕生日&出産お祝いパーティー始めましょ。」「あ、ありがとうございます!お義母さま!」
「さぁ皆、席についたわね?じゃあ、まずは、恋ちゃん!1歳の誕生日おめでとう!」「恋、ありがとうしようね!」「あいあとー?」「そう!偉いね!」「そして、美羽ちゃんと凛くん!おめでとう!美羽ちゃんは特に頑張ったわね!」「あ、はい!ありがとうございます!頑張っちゃいました!」
「これからさらに大変になるけど、大変な事は類に全部押しつけちゃえばいいのよ!(笑)」「そんなそんな、」「類、あんたはちゃんと家事を覚えなさい!さっき掃除した時あのgさんが出てきて大変だったのよ!?」え、ぇぇぇぇぇぇ!「あ、な、た、?」「申し訳ありませんでしたー!!」
あははっと皆で笑いながらパーティーは終わったのだった。